第 5 章-5
初めて駅前で会ったときには、彼女は上品な貴婦人に見えたが
今は髪を振り乱して淫獣の姿になっていた。
そんな有希子を見て私は思った。
(これで有希子は本当の私好みの性奴隷になっていく)と。
両手を後ろに縛られ、
膣に太いバイブを入れられ有希子は歩き出した。
その姿はどの女にも負けない隠微なる美しさだと私は思った。
女がその格好で部屋の中を妖艶に歩く姿は圧巻である。
歩きながら堪えていた有希子はバイブがずれ落ちないように注意し、
股が開かないようにゆっくりと歩いていた。
しかし、喫茶店から欲情を抑えられ、
ここでも逝かせて貰えず、有希子は限界に達してていた。
歩きながら、途中で立ちながらブルブルと身体を痙攣させ、
幾度かの絶頂を迎えて果て、その場に崩れ落ちていった。
はあはあと吐息を漏らしながら、有希子は目に涙を浮かべていた。
私はそんな有希子の写真を撮った。
私にとっては、これらの写真が貴重な記録になるのだ。
なぜ、涙がこぼれ落ちるのか有希子にはわからなかった。
ただ、とめどもなく涙が溢れ、それが床に落ちていく。
しかし、悲しいのではなくそれは不思議な感覚だった。
我慢して、その果てに逝かされた開放感か分からない。
しかし、調教は始まったばかりなのだ。
これから本格的な調教が始まる。
有希子が逝ったあと、私は彼女が落ち着くまで少し待っていた。
焦る必要はない、これから後もじっくりと楽しませてもらうつもりだ。
少しして、有希子は落ち着きを取り戻していた。
「ああ、ご主人様、有希子は逝ってしまいました」
「気持ち良さそうだったぞ、有希子」
「あん、恥ずかしいです、ご主人様」
「さて、続けるぞいいな」
「はい、お願いします」
まだ、有希子のまんこには太いバイブレーターが刺さっている。
「起き上がってあそこにあるソファーに行ってごらん」
「はい」
「バイブを入れたままで落とすなよ」
「あん、はい。わかりました」
有希子は、バイブを落とさないように、手で押さえソファーにやってきた。
それは 一人用の肘掛けのついたソファーだった。
「そこに座って肘に足を乗せるんだ、有希子」
「えっ! ここに足を乗せて座るのですね、まみ見えになってしまいます」
「そうだ、やってみろ」
「あん」
有希子は私に言われるままに、両方にある肘掛けに足を広げて乗せた。
「もっと腰を前に突き出して座れ」
「は、はい」
有希子は股を開いて、両足をそれぞれの肘掛けにかけて座った。
バイブが突き刺さった淫部は丸見えである。
私は有希子のそれぞれの手を足に重ねさせ一緒に縛った。
こうして美しく初めて逢った女は
淫らな姿でバイブの刺さった淫部を私の目の前にさらしている。
まだ、バイブは有希子のなかでユラユラの揺れながら振動している。
先ほど、逝ったばかりなのに再びアクメがやってきたようである。
有希子のその目は不安と期待と快楽が入り混じっていて、
淫乱な有希子を見て、私の加虐の心に更に火をつけた。