エロチックな告白(その8)-1
(さて、桃子さん、続きを始めますね)
(はい、お願いします)
私のエロチックな告白を聞いている桃子さんの顔が、
ピンク色に染まっているのを私は見逃していませんでした、
話はこれから佳境に入っていきます。
総務課の敬子さんはオールドミスといっても、
会社に入ってから年季が入っていますから、
こういうエッチな会社の旅行には慣れているようです。
ただ顔があまり、いまいちなので寄り付く男性は少なかったようです。
このところ、欲求不満の彼女はいつも不満でした。
しかし今回のバス旅行では、
新人の賢太郎君が隣に座ったのでやる気満々のようです。
賢太郎君は大学を卒業して入社したばかりなので、
このバス旅行の雰囲気に圧倒されていました。
先輩からは、バス旅行は用心をしたほうがいいとよ、
と言われていたからです。
特に年増の女性には気を付けろと言うことでした。
しかし鈍い賢太郎君は、その意味が理解できませんでした。
彼は童貞ですが、隣に座ったこの肉感的な敬子嬢の雰囲気に飲まれていました。
そして、ようやく先輩の言ったことがなんとなく理解できたようです。
(ところで桃子さん、あなたは童貞の男性とエッチしたことがありますか?)
(えっ! ないですよぅ)
心なしか顔が赤くなった聞き手の桃子さんを見つめて、
私の話はますますエスカレートするのです。
2人の席は比較的バスの後方ですが、
最後部の席に陣取っている松沢専務が数人の女子社員を相手に
イチャイチャしてるのを聞いて、
彼はなぜか不安を感じたようです。
その彼にいつの間にか、
敬子さんの手は右側に座っている賢太郎君の太股のあたりを触っていました。
そして彼に囁くのです。
「賢太郎君は、彼女いるの?」
真面目な賢太郎君はドキドキしながら、
じわじわと攻めてくる敬子さんの雰囲気を意識し、
この堂々としたオールドミスの敬子さんに圧倒されていました。