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sleep paralysis
【ホラー 官能小説】

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金縛り-8

「ああんっ!!」


隣の部屋に聞こえそうなほどの声が出て、咄嗟に唇を噛み締める。


金縛りが解けた!? と一瞬思ったのだが、あいも変わらず大の字のまま動けない状態。


だが、声だけ出るようになったのである。


そうなると、泉の高く甘い鳴き声は部屋中に響き始めた。


「あっっ!! ああっ、あんっ、あっ」


「何か」もいよいよ大詰めと言わんばかりにヴァギナへ舌をねじ込んできた。


その気持ち良さたるや、筆舌尽くしがたいものであった。


ずっとずっと焦らす責めに耐えてきた泉にとって、待望の快楽は身体の芯から震えるほどのものだった。


「何か」の舌は丁寧に膣の中を出たり入ったり、小陰唇を吸ったり、クリトリスを愛液塗れの舌が高速で弾いたりした。


「うああ……っ、いいよぉ……気持ちよすぎるよぉっ!!」


あまりの気持ちよさに涙がダラダラ溢れてくる。


もはや泉の頭の中に理性は残っていなかった。


金縛りに遭いながら、得体の知れない何かに犯されている。そんな異常な状況も、この快楽の前ではどうでもいいことだった。


快楽を貪るだけの泉には、「何か」にその欲望を委ねるしかなかったのである。



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