終わりなきセックス-1
その晩、二人は本当に眠らなかった。
射精しても射精しても湧いてくる性欲、義雄が勃起する度に、淑恵はそれを口や膣で受け入れた。二度目より三度目、三度目より四度目と、義雄の持続時間が長くなり、淑恵の悦びも大きくなっていった。
そして、二度目の入浴の後、二人は新しい布団に横たわった。
チュッ、チュチュッ、チュッ・・
「ふぅぅ・・もうあかん・・」
唇を離した淑恵が顔を赤らめていた。
「うち、ほんまに好きになってしもうた」
「僕もだよ・・」
「ほんま?」
「本当だよ」
淑恵は義雄をじっと見つめていたが、「ありがと」と微笑むと、「ほな、サービスしちゃおうかいな」と体の向きを変えて義雄に跨がった。
「あ、おばさん・・」
驚いた義雄が脚の付け根を持ち上げると、茶色ががった鶏冠のような性器がぱっくり口を開けていた。
「義雄ちゃん、舐めっこや。先に逝ったら、あかんよ」
淑恵はそう言って、両手で陰嚢の周り撫でたり、口の中に唾を溜めて、亀頭をしゃぶったり、ペニスを口で攻めてきた。
「うっ・・あ、あっ・・」
出遅れた義雄も割れ目に舌を挿し込んだ。
「あっ、いやん・・」
夏の夜明けは早い。そろそろ他の宿泊客が目を覚ます頃だが、二人には関係ない。
部屋から追い出される、その時まで、愛の行為は終わらない。
(了)