紅香語り(4)-4
「はわわわ、わっわっ‥‥ひゃあんっ! あ‥‥あんっ♡」
お姉ちゃんが戸惑いながらも嬌声をあげはじめると、機嫌が直ったらしい桃香は調子に乗って、なおいっそう児戯のようにレバーを動かしまくりました。
「くいくいくい、くいくいくい〜っと♡」
「――ひゃっ。ひゃっ、ひゃわわわわぁーっ」
白香お姉ちゃんは、申し訳ないのですが、面白いように嬌声をあげ、
しばらくそうやってお姉ちゃんを弄んだ後、妹はわたしに言ってきました。
「ふふっ、面白ーい♡ お姉ちゃんも、やってみる?」
わたしは、断りました。
「い、いえ‥‥。いいわ‥‥」
「欲がないなあ、紅香お姉ちゃんは‥‥」
桃香の戯言を聞き流していたわたしですが――発見していたのです。いえ、発見しつつあったのです。
(――あ、あれは‥‥。まさか――?)
口に両の掌を当てて、わたしはハッと息を飲んでいました。機械のブラに揉み抜かれて、あふんあふんと甘く喘ぐ白香お姉ちゃん。その、見事なJカップにふくらんだ、肌も露わな美巨乳の、ラジコンブラの左右のカップの下辺から、白い液体がだらだらとこぼれてきているのを。それを、そのまま見ていたかったのです‥‥。
しかし、わたしが口に出せなかったその現象は、不幸にも、桃香にもすぐに見つかるところとなってしまいました。桃香は指さして、あけすけに大きな声を出したのでした。
「あー、あーっ、あぁーっ! それ、なに? なにそれえええー!」
「うそー? 母乳ぅー? ウソおおー!」
そうです!
まだ女子校生である白香お姉ちゃんの、