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「すげぇ。ズボズボ音がする……」
バイブに絡みつく愛液の音が、ニチャニチャといやらしく響いている。
『あうっ……あっ、あっ…や……い、や……』
「イヤ? こんな夜中にイタズラ電話でオナッてる声聞かせる変態が何言ってんだよ」
『ああ……い……あ……』
「こんな電話してくるくらいだ、相当欲求不満なんだろ?」
『う……ん……ああ……いや……』
「俺が、しっかり聞いててやるよ。その可愛い声……」
『ん……ふぅ……』
「その可愛い声で思いっきりイケよ」
すると次の瞬間、吹っ切れたかのように女は激しく喘ぎ始めた。
『んああああっ、いやっ、気持ちいっ……!!』
悲鳴や泣き声にも似た、喘ぎに俺の右手も更に激しくペニスをしごく。
「すげえいい声……。マジたまんねぇ。もっと鳴けよ」
『あっ、あっ、すごい……! 気持ちいいっ』
「しっかりクリトリスも擦れよ。マン汁垂れ流してんだろ」
『ああああ……も……、もう……』
切羽詰まった嬌声が俺を狂わしていく。
俺も必死でペニスをしごく内に、脳内では顔も知らない電話の主とセックスしている情景を思い浮かべていた。
『ああ……いい……気持ちいい……』
「そろそろイクのか?」
『んっ……イ……く、イきたい……』
「いいぜ、イケよ。スケべなマンコ、たっぷりいじめてやれ」
『うああっ……あっ、あんっ、あんっ……も……ホント無理……ぃ』
「……チクショ、俺も限界だっ!!」
『ああああっ!!! イッちゃ……ああんっ!! イッちゃうーーー!!!』
俺は頭が真っ白になっていく中で、女の絶叫のような喘ぎを聞いていた。