白香語り(9)-2
(その作業が進んで、お金も貯まれば、この家からは装置を外して元の住まいにして、そして、片桐さんには悪いけれど、研究室――あのビルのフロアを、買い取ろう‥‥。そしてさらに、本格的な巨乳調教所、女体調教所を作って、お金儲けをする‥‥。王国の完成、よ。その頂点に君臨し、すべてをコントロールする女王は、もちろん、このわたし‥‥)
未来の予想図が、瞼に浮かんできた。
様々な際どい衣装の――バニーガール姿なんてのもいいかも――女の子たちの上を、ブラのみ、オープンブラのみ、そして何も着けさせずおっぱい丸出し、の三段階に階層化して、その羞恥心を利用して、わたしがコントロールする。これを写真や映像に撮って男たちに売り、お金を稼ぐのだ。
厳重な監視の下に直接見させる、あるいは触らせる、舐めさせる、そして挿入も許可‥‥等々すれば、相当なお金を獲れるだろう。それを元手に、どんどん場所・設備を拡充してゆくのだ。すべて、わたしの
わたしは、紅香が可愛い。
もちろん、桃香もだ。「準妹」だなんて言っちゃったけど、あれはもちろん冗談、ものの弾みだ。可愛い、わたしの妹なのだ。
妹たちを男より先に調教するのも、可愛いがゆえだ。男――海田くんと、片桐さん‥‥。
(どうしても彼らの手を借りなければならない面はあるけれど、妹のカラダは、できるだけ自分の手で汚したい‥‥)
のだ。わたしは。
誰か、こういう気持ちを解ってくれるだろうか?
妹たちのおっぱい調教――変だろうか?
わたしは、いつか片桐氏が口にしていた台詞を、思い出していた。
(『この世にはときに、正道を往くだけでは進めぬ森がある』‥‥)
彼が後で教えてくれたのだが、あれは、いま人気のRPGの悪役キャラの台詞だということだった。頼んでもいないのに、彼はわたしのスマホを操作して、ネット上にあるその場面を見せてくれた。わたしは、それが妙に気になってしまい、いまこうして、台詞を心中でつぶやいてみたというわけだ。片桐氏によると、これと同じキャラクターデザインの人が手がけた女の子キャラが主体のスマホゲームもあり、いまはそちらにハマッていると、これはそのゲームのタイトル画面を見せてくれた。彼の歓心を買おうと、わたしはその場でそれに登録しておいた。どうせ