はじまり-1
同じマンションの男にレイプされました。
私は都内の私立大学に通う女子大生で、今年で19になります。
特別もてるわけではありませんが、平均よりはかわいい顔だと思います。
清楚だね、とよく言われることがあって、自分でもそれを意識した服を着てお化粧をしています。
日ごろから体形には気を付けているので、スタイルは自慢です。それが男の気を引いてしまったのかも知れません。
はじめの方は、男のことを感じのいい人だなと思っていました。
毎朝、顔を合わせるたびに笑顔で挨拶をしてくれますし、たまにエレベータで一緒になったときには気さくに声をかけてくれたものです。
今から思えば、それは私を信用させるための罠だったのでしょうが、まさか自分が犯されるなんて思ってもいなかったので、その当時はいい知り合いができたくらいに思っていました。
男は40くらいの中肉中背、どこにでもいるような普通な容貌でした。
ある日、男が回覧板を持って私の部屋に来ました。
いつもは隣に住んでいる単身赴任のサラリーマンの方が持ってきてくれていたので、私は少し変に思いましたが、あまり怪しむことはなく男を部屋にあげてしまいました。
それがそもそもの間違えだったのです。
それから十分くらい世話話をして、男がトイレに立ち、そして戻ってきたときいきなり押し倒されました。
あっという間に布らしきものを口に押し込められ、後ろ手に縛られました。
「お隣さんは仕事だからよ……」
騒いでも無駄だというのでしょうか。
男は後ろから片方の手で私の胸を揉みしだき、もう片方の手で股間を撫でさすりました。
「でけえじゃん」
胸のことを言っているのでした。
来ていたシャツを、胸がはだけるまでたくし上げられました。
私は猛烈に抵抗しましたが、男女の力の差もあり、しかも私は手が縛られているので、ほとんど何もできません。
しかも抵抗は逆に男を興奮させたようで、股間を撫でる手に力が入りました。
ブラジャーのホックを外され、胸があらわになると、男は両手でしばらく乳をもみました。
揉み方が乱暴で、私は痛くて痛くてたまりませんでした。
「濡らしとけよ……痛いのは嫌だろ?」
経験がないのでわかりません。今まで彼氏がいたことはあったのですが、セックスをしたことはなかったのです。
男は自分のそれを私の尻にこすりつけています。
十分に硬くなっているのがわかりました。
男はスカートの下から手を入れ、私のパンティを引きずり降ろしました。
そして割れ目を指でなぞりました。
私は恐怖で身をすくませました。男はそれが面白いらしく、私の反応がなくなるまで割れ目を指でこすり続けました。
私の反応がなくなると、男はクリトリスをつまんだりさすったり、愛撫をしています。
そしていきなり、自分のペニスを私の性器にあてがい、バックから挿入しました。
私は絶叫しました。とはいっても、口にある布のせいでくぐもった声が出たばかりでしたが。
「なんだよ、処女かよ」
そんな声も、股間の痛みであまり聞こえません。
男は何度か私の秘部を突き、ペニスを抜きました。
天井を凝視しながら痛みに耐えていると、突然シャッター音が聞こえました。
そこで初めて、男がスマートフォンを出して私の写真を撮っているのに気が付きました。
男は私の全体を撮ると、次に陰部の接写をしました。
抵抗すると内ももを殴られました。
「きたねえねあ。手入れくらいしろよ」
私のヘアを見て言います。
それから、今度は正常位で私に挿入し、長い間腰を振り続けた後、射精しました。
私は茫然と処女を奪われたことに思いをめぐさせていました。
危険日ではないけれど、妊娠が怖くて涙を流しました。
男はそらからも部屋に居続けました。
私の財布から学生証を抜き、何度か写真を撮ったあと、私をM字に開脚させ、腹に学生証を乗せて陰部と一緒に画像に収めました。
それからコルク・ボードに張った時間割や、部屋の様子を撮影した後、私の手を自由にし、SNSのアカウントを教えるよう言いました。
「誰かにチクったら、どうなるか分かってるんだろうな」
男はそう言い残して、出ていきました。
私はシャワーで股間を洗いながら、何時間も泣きました。