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目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹
【その他 官能小説】

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紅香語り(5)-2

 わたしの調教のとき、彼はわたしの乳房おっぱいにいろいろしました。が、それはわかります。策士のお姉ちゃんにうまく言い含められた――あるいはなかば強要された――「仕事」ですから、あれは。
 男の人だったら、当然でしょう。それだけ白香お姉ちゃんという人は、はかりごとが上手いのですから。わが姉ながら。
(彼はきっと、家に帰ったら我に返って、後悔してる。懺悔をしてる‥‥)
 わたしは、そのときまでずっと、そう思ってきていたのです。彼はそういう人だと。でも海田くんが、強制されずとも、プライベートでも、変態なのだとしたら‥‥。
 小さな表紙に踊る、際どい姿の少女たち――下着も水着も、特にブラの部分が印象的に強調されていました――を見つめながら、このわたし蒲生紅香は、本屋さんのなかで呆然としてしまったのでした。そしてわたしは、思わず自分の胸のふくらみを見下ろしていました。谷間までは見えませんでしたが、そのとき着用していたオープンブラを意識したのです‥‥。
 オープンブラは、この間、白香お姉ちゃんの言う集中調教期間が終わった後、お姉ちゃんがわたしに着用を命じたものです。スタンドミラーで見ると、両の乳房が白いレースの布地から、ぷるん、とこぼれていました。お姉ちゃんはこれを、わたしに、学校で体育があるとき以外の日、日常的に着用することを義務づけたのです。
「‥‥‥‥」
 わたしは恥ずかしさで真っ赤になりながらも、言う通りにしたのでした。だから、その本屋さんのとき、スクールシャツの下のわたしの胸は、海田くんが買っていった本の表紙の水着の女のコたち以上に恥ずかしい、おっぱいムキ出しの状態だったのです。
「あ‥‥」
 そのことを思い出すと、おもむろに、わたしの内に再び、妖しい気分が湧き起こってきてしまいました。海田くんと、そしてお姉ちゃんたちにカラダを弄られたときの快感までが、思い出されてきてしまいました。
 ちなみに――いま、この状態をお姉ちゃんに見つかると、わたしは怒られます。摩擦ブラを着けていないから‥‥。
 とてもとても、プレッシャーです――。


 わたしはソファに腰をおろして、ブラについて考えてみることにしました。調教の開始以来、わたしが着用を義務づけられた三種類の特殊ブラ。つまり、オープンブラ、摩擦ブラ、そしてあのラジコンブラについて‥‥。
 海田くんにおっぱいをモミモミされ、ペロペロ舐められ、そしてチュウチュウ吸われた、あのソファで、そろそろと、自分のおっぱいに手を伸ばしながら‥‥。
お乳首を、指先でそっと、つまんでみました。きゅんっと、甘い刺激がありました。が、それは予想の範囲内だったので、わたしは驚きませんでした。
(うんっ。これくらいか‥‥)
 それで今度は、くりくりと転がしてみると――途端、倍以上の官能の刺激が走ったのでした。
「ひゃあんっ♡」
 思わず、自分でもびっくりするほどの嬌声が、喉から漏れました。それでもわたしは、ひとときでもプレッシャーを忘れられるのではないかという思いもあり、自分の乳房おっぱい弄りに倒錯的にのめり込んでゆきました。カラダが火照り、そしてもっと内奥の何かが、妖しく疼いてゆくのを自覚しながら‥‥。


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