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目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹
【その他 官能小説】

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紅香語り(2)-3

 大きなモニタのなかで、少女が制服を脱ごうとしていました。正確には、青みを帯びた画面のなかで、です‥‥。
 お姉ちゃんの映像の勉強は、独学です。それが継続できるのは、わたしにはない、強い意志力ゆえだと思います。
(でも――‥‥)
 申し訳ないのですが、公平に見てその映像は、画面全体が青っぽく、撮り方も素人くさいものだったのでした。
(きっと、凄い迫力のある、いやらしい映像――!)
と、目をぎゅっと閉じ、眉根を寄せて――たぶんよく見る顔文字の「><」のような顔になっていたと思います――身構えていたわたしは、いささか拍子抜けしてしまいました。桃香も、
(ええ〜?)
という顔をしていましたから、内心は同じだったのでしょう。
 ――画面の心細げな少女が身につけているのは、清楚な白のスクールシャツにエンジのタイ、チェックのスカート、紺のニーソックスという出で立ちでした。
 このわたし、です。身構えていたのは、だからです‥‥。
 ‥‥やがて、大モニタのなかに、おっぱいが現れました。
 ぷるんぷるん揺れます。ぷるんぷるん。
 ぷるんぷるんぷるん――‥‥。
 わたしの、です。このわたし、蒲生紅香の乳房おっぱい、です。これは、ついこの間、このリビングで、お姉ちゃんに撮影されたわたしの脱衣映像なのでした。集中調教期間の末期には、もうあの手この手で責められて、すっかり忘れていました‥‥。
(わー、わわー。わわわー‥‥!)
 自分の裸映像を、撮影と同じ場所で観ているというシチュエーションに、わたしはなんだか、変な気分になってきてしまったのでした。己の内奥うちのいやらしい花弁が、じわじわ、じわじわ開いてゆくような、そんな妖しい波を感じていたのです‥‥。
 ――大きな画面では、そんなわたしの内面とは関係なく、コトが進んでいました。
 少女は、最後に身につけていた白く清楚な、しかしそれゆえにいっそう可憐さと淫靡さを両立させているパンティーにそっと手をかけ、顔から喉から真っ赤に上気させて、それを脱いでゆきました。音楽も鳴り出し、最高潮の雰囲気でした。
 わたしは、鑑賞しているいまの自分までエッチな気分になりながらも、
(いつかこれを、このリビングで‥‥海田くんと肩を並べて観る日が、来るのかな‥‥)
 なんてことも思い、
(あ、あ、ヘンになりそう‥‥)
と、ソファでひとり悶えることになったのでした。
「わー、すごーい! 紅香お姉ちゃんのおっぱい、エロすぎ、凄すぎ‥‥! ねーねー、ナニが詰まってるのぉー?」
とひとりはしゃぐ妹と、自作品の出来具合が気になるのか渋面で腕組みしている姉とに挟まれて‥‥。


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