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サービス忠実の1000円床屋
【二次創作 その他小説】

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サービス忠実の1000円床屋-1

月野うさぎは同級生の3名の男子生徒にある場所へと連れて行かれた。
男子生徒達と行動している理由は彼らと同じ補習組の仲間だ。
先週、『この中で一番補習の追試点数の高い者が一番点数の低い者を好きにしてもいい』と言う賭けをしてきた。
そしてうさぎが最下位の点数を取ってしまい他の男子生徒は全員揃って同じ高得点を取った為うさぎは男子生徒の言うことを聞かなくてはならなくなった。
その内容は『床屋で髪を切る』と言う内容だ。
どんな髪型にするのかは着いてからのお楽しみだ。
「ついたよ、うさぎちゃん」
着いた場所は赤・白・青のくるくるサインポールの少し大きめ店内の1000円床屋だった。
少し強引に押され、床屋に入っていくと二人の夫婦が出迎えた。
「「いらっしゃいませ!」」
「おじさん、おばさん、昨日言った通り1時間ほど店借りるぜ」
「はいよ、これから出かけるから友達と好きに過ごしな」
どうやら男子生徒Aとは知り合いのようで店を貸し切った。
夫婦が出かけると店を一時閉店にしてから鍵をかけて外から見えないようにカーテンも閉め切った。
男子生徒Cはスマホのカメラ画像をオンにしてスマホのスタンドに立てかけて撮影を開始。
「さあ、うさぎちゃん、自己紹介して」
Aに言われるがままにうさぎは鞄を置いて自己紹介をした。
「月野うさぎです、この度は最下位の点数を取ったので罰を受けます」
「よろしい、では椅子に座って」
散髪椅子に座らされ、ケープをかぶせた。
髪を解くと長い髪が背中に垂れた。
「さてお客さん、バッサリと行きますよ〜」
Aが鋏をもって小刻みに動かしてきた。
「は・・・はい・・・」
うさぎが頷くと左側の耳上まで鋏を当てて切り落とした。
「ひっ・・・」
長い髪が床に落ちた。
「長いな〜」
Bが落とされた髪を持ち上げて歓声を上げた。
このまま髪を切り落として行き、左側の髪が無くなると切り離された長い髪が床に積もって行いた。
「まだ半分しか切ってねぇのにもう床で髪がいっぱいだぜ」
「こりゃあやりがいがあるな」
「次俺がやってもいいか?」
鋏はBに渡されるとBは右側の髪を切り落とした。
うさぎは必死で泣きたいのを堪えて、ただされるがままにした。
やがて鋏の音が聞こえなくなると出来上がったのはおかっぱ頭になっていた。
「こんなことって・・・」
「まだ終わりじゃないよ」
Aがバリカンを持って来た。
「まさかっ・・・」
「大丈夫、丸坊主にはしないよ、ワカメちゃんカットにしてあげますからね〜」
バリカンのコードを繋げ、スイッチを入れるとバリカンの音が響いた。
Aはうさぎの後頭部を押さえつけて俯かせ、一気に耳上付近まで刈り上げた。
「いやああっ!!!」
バッサリと刈られる髪が床に落ちると後頭部は青々としていた。
「うひゃあ〜すげぇ!」
撮影を付付けていたCは興奮しバリカンで刈られる所を撮影し続けた。
バリカンはどんどん進み、後頭部を全て刈り上げた。
サイドも耳上まできっちりと刈り上げ、青々とした刈り上げが仕上がった。
バリカンのスイッチを切ると今度はBが毛先を揃え、前髪もまっすぐにおでこが見えるぐらいまで切り揃えた。
「ワカメちゃんカットの完成だぜ」
「まだ未完成だ、これもしねぇとワカメちゃんとは言わねぇぜ」
Aがカップに入れているシェービングクリームを髭ブラシで泡立てて刈り上げた部分に塗り手繰った。
「もぉっ・・・許してっ・・・」
うさぎの言葉を無視してAは剃刀を持って残った髪を剃って行き青々とした後頭部は透き通るような白い頭皮を露わにして行った。
剃り残しが無いように2回も剃髪させられ、ツルツルになると温かい濡れタオルで剃り上げた部分を拭った。
ケープを外されるとワカメちゃんカットのうさぎが姿を見せた。
「さあうさぎちゃん、最後の言葉を」
うさぎは涙を流しながら再び言われていたことを言った。
「これで・・・罰は済みましたっ・・・ひぐっ・・・見てくれてっ・・・カットしてくれて・・・ありがとうございますっ・・・」
これで罰は終わり、うさぎは帰された。
後に残った3人は片づけを済ませ、夫婦が帰って来ると店を貸してくれてありがとうと礼を言い場所を移動すると動画を見てはニヤニヤしていた。
「当分楽しめるな、これは」
「ああっ」
「また髪が伸びたら今度は丸坊主にしてやろうぜ」
「いいなそれ」
うさぎの断髪動画を見て次の罰は丸坊主に決定したのだった。


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