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二人のアトリエ
【学園物 官能小説】

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モデルの依頼-9

「ふーん 秘部は見せたくないんだ杏ちゃん」
「はあ これだけ色々してるのにおかしいと思うかもしれませんが」
明美のことで優一に相談した。
「その明美わたしに恥ずかしいポーズばかりやらせるもんで」
「ふーん」
暖房の利いた部屋、素っ裸の杏を考慮している。
電気ストーブが2台用意されていた。
「杏さんが裸になって寒くないように買ってもらった」 
「優一さんは紳士なんで信頼しています」
「純情だった杏ちゃんを素っ裸にして床に寝転がせてるけど」
「でも赤絨毯も敷いてくれてますしわたしこれが仕事なので」
赤絨毯の上で杏はポーズをとっていた。
明美の家の床は冷たいのだ。何もしいてない。
あれだけ体の隅々を見られておきながら、今更恥ずかしがっている場合ではない。
「まあモデルさんは大切にしないと」
「ありがとうございます」
「家はアルバイトで杏ちゃんを雇ってる訳だし明美さんはいやなら辞めれば」
「明美美大目指してるんです わたしが力になれば」
「友達思いなんだね」
杏はにっこりと笑った.


「杏ちゃんこれ」
帰り際 優一の母親が封筒を手渡す。今月のモデル代の明細だ。
「え こんなに」
「裸婦モデルだから 高校生じゃなかったらもっと上げるんだけど」
「ありがとうございます」
杏は嬉しそうだ。横から優一が聞いた。
「杏ちゃんはどうするの?」
「卒業後は未定です」
「あの 家で働かない?お手伝いというか」
「え 親に聞いてみます」


杏の両親は大喜びで承諾した。
「有栖川さんところはは安定してるし給料もいいぞ」


優一の母親が部屋で杏を迎えた。

「はい 奥様」
「あなたには優一の身の回りを任せます。
優一のメイドをやってほしいのです」
「メイドですか」
「そうです 教養も必要です。進学したがってましたね。此所の短大に行ってください」
杏はパンフレットを見た。有名付属短大だ。
「え でも わたしは使用人でメイドでは」
「空いた時間で仕事をすればいいです。あなたの成績で推薦入学で決まっています」
「え ほんとうですか」
杏は笑顔がこぼれた。
「学費は免除と行きたいのですが他のスタッフの手前
少しずつ返してください その代わり給料は高くします」
「はい わかりました」
杏は計算した 学費を払いながら親にも仕送りが出来る額だった。
「貴女のご家族の調査もしました」
「父は仕事が見つからなくて」
「 有栖川の方で仕事を斡旋いたします 借金の肩代わりもします 貴女も少しずつ返して下さい」
「本当ですか メイドの件承ります」
「杏ちゃん家で住み込みのメイドしてくれるの」
「はい よろしくお願いします」
隣で聞いていた優一は嬉しそうだ。


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