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目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹
【その他 官能小説】

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桃香語り(5)-1

「紅香お姉ちゃんのオッパイ、だ〜い好きだよ‥‥」
 わたしは、声に出して言ってみます。ひとり言です。これは、わたしの本音でもあります。――もちろん、ちぶさだけではありません。
(アヘアヘ言ってるときの変な顔も‥‥)
ですよ。いちおう。変態だと思われたくはないので。
 ――さて、突然話は飛びますが‥‥。
 わたしは、白香お姉ちゃんとは、仲がいいわけではありません。特に、最近は。
というより、最近になって意思のそつうがうまくいかなくなりました。心が通わなくなってきていました。紅香お姉ちゃんの調教というイベントを立ちあげ、それに海田お兄ちゃんというまったく外部の人間を関わらせるというのも、もしかしたら、白香お姉ちゃんなりに考えたたいさくなのかもしれません。
 それはともかく、こんなことがありました‥‥。
「桃香っ、このバカ妹! 被虐の緊張に盛り上がったムードが、台無しもいいとこじゃないのっ!」
 ある日、白香お姉ちゃんがわたしを、そう怒鳴りつけたのです。
「――もう、あんた、自分の部屋に戻りなさいっ」
「ちょ、ちょっと待――」
 わたしに最後まで言わせず、白香お姉ちゃんはわたしを部屋へ放り込んだのでした。ただし、言いながら途中で気が変わったらしく、別の、物置部屋へと。
 バタン! 扉が荒々しく閉められました。
「桃香。いーい、内側そっちから鍵をかけなさい」
「――桃香、わたしがいいというまで、そこから出ちゃダメよ。――ベランダにもね‥‥。窓を開ける音がしたり、そのドアの鍵がちょっとでも鳴ったら、お仕置きするわよ。‥‥本、気、でね――」
「‥‥桃香あなた、わたしの――わたしたちの妹にしては、バカすぎなのよ。そこでしばらく、身長計でもふいて、反省してなさい」
 お姉ちゃんはわたしを一方的に嘲りました。そのときわたしは、仲間はずれにされてしまったのです。悔しくて、涙があふれてきちゃっていました。お姉ちゃんが言ったのは、あの、紅香お姉ちゃんの身体測定に使った身長計のことでした。
 お姉ちゃんに逆らうなんて、怖くてできません。かわいそうなわたしは、黙って身長計をタオルでふきはじめました。
(ずるいよ、白香お姉ちゃん‥‥)
 わたしは、涙を、手の甲でぬぐったのでした。そして、部屋の隅を見つめたのでした。
 そこには、瓶があるのです。気持ちを切り替えるとき、わたしはそれを見るのです。正確には、その中身を‥‥。
 ‥‥‥‥なんてことがあったのです。この間。
 思い出しただけで、暗くなってしまいました。
 さて、さてさて。
 さてさてさて――!
(気を、取り直して――!)
 話を、戻しましょう。紅香お姉ちゃんの話に。
 ここは、わたしと紅香お姉ちゃんの部屋です。今日の午後、紅香お姉ちゃんを自分のベッドに連れ込むことに、わたしは成功していました。紅香お姉ちゃんは、晴れておっぱいペットとなっていました。白香お姉ちゃんが言う「集中調教期間」は終わったのですが、その最後の頃、白香お姉ちゃんは「さいいんよう液」というのも持ち出してきて調教を加速させたので(あのシャーペンの後、コンパス責めは結局やらなかったのですが、ほかの、もっと太いモノものまで持ち出して、紅香お姉ちゃんのおっぱいを責め抜いたようです。椅子に縛って‥‥。――くやしいことに、わたしはいなくて見れなかったのですが)紅香お姉ちゃんのおっぱいの感度は、抜群に上がっていました。
 どういう状態かというと‥‥。
「おねーえ、ちゃんっ♡」
 白香お姉ちゃんは、「集中期間」の終了後、家を空けることが多くなりました。紅香お姉ちゃんの調教が始まるちょく前も、そうでした。わたしにも紅香お姉ちゃんにも行き先は言いませんが、わたしには察しがついていました。
(「ざいだん」の「研究室」だ――)
 たぶん、お金やいろんな道具を出してもらったことのお礼でもしているのでしょう。「さいいんよう液」も、あの研究所製です。
とにかく、わたしと紅香お姉ちゃんは、ふたりきりでお留守番することが、多くなったのです。
 それで――‥‥。


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