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目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹
【その他 官能小説】

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紅香語り-1

「じゃ、紅香、服を脱いで」
 白香お姉ちゃんが、なんでもないことのようにわたしに言いました。
 わたしは、自分が赤くなってゆくのを、頬から喉のあたりに感じていました。
 ここは、わたしたち姉妹が暮らす、マンションの一室です。窓からは、遠くの景色が見えています。
 白香お姉ちゃんは、その青い空と街なみをバックに、高椅子に脚を組んで座っていました。近くの公園で子どもたちが遊ぶ声、少し離れたところにある交差点の音が聞こえてきています。
 お姉ちゃんの胸は、女の、それも妹のわたしでさえ意識せざるを得ないほど豊かで、いまも黒地に赤いロゴが大きく書かれたトレーナーのかたそうな生地を、しっかりと盛り上げています。大きく‥‥。
「はやくー、はやくゥ〜♪」
 わたしが躊躇していると、まるで遠足に行くとでもいうような調子の、やけに楽しそうな妹・桃香の声が背後から聞こえてきて、そして、右横にその姿が現れました。お姉ちゃんやわたしよりも小柄。でも、その胸はやはり、年齢の割には大きめ‥‥いえ、けっこうなボリュームがあると思います。
 お姉ちゃん。そして、妹。
 ――そうです。わたしたちは、三姉妹なのです。
 蒲生三姉妹。
 上から、白香お姉ちゃん。わたしと同じ学院に通っています。3-Aです。クラスでの様子はわかりませんが、わが姉ながらはきはきしており頭もよく、リーダーシップがあります。
 このわたし、紅香は、1-B。自分のことは客観的に見れませんが‥‥クラスでは、おとなしいほうだと思います。
 そして、妹の桃香。まだ、わたしやお姉ちゃんの学院の下の学院の、2-Aです。
三姉妹であることはわたしの誇りなのですが、どうも世間の人は、蒲生――ではなく、別の呼び方をしているようです。「爆乳三姉妹」と‥‥。


 白香お姉ちゃんは、身長一六八センチ。バストサイズは、いわゆるアンダーバストが六九センチ。トップは、なんと、一〇二センチもあります。確かに、文句なしの爆乳です。Jカップですから。
「ひゃあっ!」
 わたしは、突然、素っ頓狂な声をあげていました。いつの間にかまた背後にまわりこんでいた桃香の小さな手が、するりとわたしの両腋から滑りこんで、わたしのおっぱ――‥‥いえ、胸を、無造作に鷲づかみにしていたのです! 突然、まったく突然に‥‥!
「や、やん! ちょ、ちょっと桃香っ、やめてぇっ!」
 あられもない声をあげながらも、わたしがフトドキなその手を振りほどくと、幸いにも、桃香はくすくす笑いながらも、すぐに離れてくれました。が、向き直ったわたしを見る目は悪戯っぽく光り、そして口元にはまだ、小悪魔的な笑みが残っていました。
桃香は、こんな娘です。まったく、油断も隙もありません。
 わたしや白香お姉ちゃんよりもずっと小柄で、身長は一四四センチ。まだまだ成長期ですね。
 しかし、そのおっぱい――い、いえ、バストサイズは、すでにアンダーが五九センチ、トップが七九センチのEカップ。いまもイエローのトレーナーのかたい生地を、お姉ちゃんほどのボリュームはないにせよ、しっかりと持ち上げています。わが妹ながら、なかなか形よく、立派なものです。
 いわゆるスリーサイズは、上からバスト七九、ウェスト五〇、ヒップ七〇となり、見たわけではありませんが、たぶん、下の学院のクラスでもバストラインで目立っているのではないでしょうか。
 お姉ちゃんなどは、
「ふふふっ。桃香くらいでこんなおっぱいしてたら、男子のみんなが目のやり場に困っちゃってるでしょう?」
などとからかったりしています。
 わたしも、そうだろうな、と思います。そして‥‥これはお姉ちゃんも言わないですし、恥ずかしさのあまりわたしも口にできないのですが――。
 桃香のあのおっぱ――む、胸は、たぶん、背丈と同じで、これからまだまだ発育するのではないでしょうか‥‥。
 その白香お姉ちゃんのスリーサイズは、上からバスト一〇二、ウェスト六三、ヒップ九二。これも、本当に、わが姉ながら、大したものだと思います。3-Aのクラスの男子の方々は、目のやり場に困るどころの話ではないのではないでしょうか‥‥。
 そのお姉ちゃんは、
「ふふふ、桃香。いまはやめておきなさい」
と、桃香を注意してくれました。
「はぁーい」
 悪戯っ娘の桃香も、白香お姉ちゃんの言うことはよく聞きます。もっとも――。
「紅香が脱いで、おっぱいをぷるんぷるん曝け出してから、たーっぷりモミモミしたほうが、楽しいでしょ?」
 白香お姉ちゃんはくすくす笑いながら、わたしを――いえ、わたしの胸の辺りをじーっといやらしく眺めて、つづけるのです。
 きれいですが、冷ややで妖しいその目つきは、
「さ、早いとこ脱ぎなさい」
と、わたしに命じているようでもありました。
「――‥‥‥‥」
 お姉ちゃんには、逆らえません。わたしは、観念しました。そして、襟元に手をやり、ブラウスのボタンを上から外しはじめたのでした。
 ちなみに、わたしの身長は一五九センチ。スリーサイズは、上からバスト九三、ウェスト六一、ヒップ八八です。
 自分の豊かな胸の上に――自分で言うのもなんですが、事実そうだと思うので――指が滑るのを生地越しに感じながら、わたしはブラウスのボタンをひとつひとつ外してゆきました。
 きっと、傍目には、アンダー六五センチ、トップ九三センチのバストが、服の上からでも揺れて見えているのだと思います‥‥。
 そしてわたしはまた、さきほど桃香に悪戯に揉まれた際の、甘い疼きのようなヘンな快感――い、いえ、感触――‥‥を思い出していました。
(妹に揉まれて、感じちゃうなんて‥‥)
 高椅子の白香お姉ちゃんが、そんなふうに動揺しているわたしを見て、にやにやと笑っていました。
 ――わたしたちは、蒲生三姉妹。人呼んで爆乳三姉妹。
 そのわたしたちが、なぜこんなことをしているのかというと‥‥‥‥。


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