鑑賞会-1
次の日の夜、あのふたりは堂々と部屋を訪ねてきた。
「にいちゃん達、今日もするんだろ?見せてもらいに来たぜ」
俺が戸惑っていると千里は部屋に男を入れるのを嫌がり仕方なく他の場所でならと了承した。
「ここら田舎だからラブホテルもねぇしなぁ 」
と言うともうひとりが
「別にこんな夜中じゃ誰も来やしねぇから裏山でゆっくりとビールでも飲みながら見物させて貰おうぜ」
それがその時、男達に仕組まれていたとは分からず徒歩で30分くらいの場所にある、雑木林の中へ向かった。
男達は最初、俺たちふたりより距離を取って隠れるようにして俺たちがセックスを始めるのを待っていた。
俺たちは初めて野外で全裸となり男の視線を感じながらお互いの性器を刺激し始めた。
「やっぱり 恥ずかしいわ 気が散って出来ないわ やめましょう」
千里は嫌がっていたが身体は俺のチンポを求めているのがわかった。
俺は右手でクリトリスを刺激しながら中指を中へ挿入し左手で乳首をつねりあげるように弄った。
「あぁ、ダメ 凄くいいわ イクッ 出ちゃう あぁぁ」
響き渡るような声を上げて千里は潮を吹き絶頂を迎えた。
「オォ、すごいな この女 」
周りから歓声にも似た声が聞こえた。
男達は懐中電灯を千里にあてながら近寄ってきた。
「あぁ、恥ずかしい もうどうにでもして 」
俺は千里の尻を抱え立位で後ろから挿入した。
「あぁ 大きいわ すごい 壊れちゃう 」
千里の陰部はぐちゅぐちゅと音を立てケツの穴をひくつかせていた。
気がつくとあのふたり以外の男も鑑賞しており十数人に囲まれていた。
「あぁ、見られてるのね はぁ、気持ちいいわ 」
「俺もだ 凄くいいよ 千里 イクよ」
「あぁ、来て 中に出して 」
俺のチンポはドクドクと脈を打って千里の中で果てた。
チンポを抜くと陰部から精子が垂れ千里はその場に崩れ落ちた。
見ていた男達は皆、自分のイチモツをしごきながら
「うっ 出そうだ。」
千里目掛けて精子を放ち始めた。
千里の身体は精子でドロドロになっていたが目は虚ろなままされるがままになっていた。
男達は満足したのか千里にタオルを投げ捨てどこか居なくなった。
千里の身体を綺麗に拭ったが身体に染みついた匂いはとれなかった。
千里と俺は服を着て帰ろうとしたがどこにも見あたらず仕方なく全裸で明かりの消えた街を歩いて帰った。
「よかったわ 見られているから凄く興奮しちゃったわ 」
「俺もだ こうして歩いていてもまたしたくなってきたよ」
千里は俺のチンポを握り
「ホントだ 凄くなってる ねぇしましょ ここで」
そう言って田んぼのあぜ道に四つん這いになり真っ暗なところでまるで動物のような格好で交尾し薄い壁を気にすることなく腰を振りあった。
翌日、昼過ぎに目が覚めふたりで仕事を探しに出かけようと部屋を出たが隣の男の部屋はもぬけの殻だった。
後で大家に話を聞いたところ元々その部屋は空き部屋で誰もいないはずだと言われ背筋が凍る想いをした。
この田舎町に住む人は古くからの人ばかりで俺たちのような歳の離れたカップルが越してくる事はなくかなり目立ち昨日の雑木林での出来事も噂になっていて俺たちを見るなりヒソヒソと話をしていた。
俺たちは部屋に戻ってすぐに荷物をまとめ逃げるようにその土地を後にした。