梨花-14
「どうだ? これでお前は声を出す以外のことは何も出来なくなっただろ」
「分かってるわ。最初から魂胆は分かっていたの。分かっていてやらせてやったのよ。何を思いついたんだろう、何を始めるつもりなんだろうって興味があったから」
「ふん、強がり言ってるな。ヒイヒイ泣くなよ」
「ヒイヒイ泣かせるなよ」
「お前、もうちょっと女らしい言葉使いが出来ないのか。あれえ、助けてーとか」
「あれー、助けてー」
「おちょくってるな、縛られて身動き出来ないのにいい度胸だ」
「なんかレイプされるみたいでゾクゾクしてきた」
「ゾクゾクっていうのは嬉しがってる表現だから正しくない」
「だってオサムにレイプされるなんて嬉しくて鼻血が出そう」
「全く可愛い気が無いっていうか可愛いっていうか、どっちだか分かんなくなってきた」
「オイオイ、オサム君。こんな時に国語の先生にならなくてもいいんだってば」
「ふ、ふ、ふ。レイプはしないけどちょっとな、その押しつぶされたおっぱい見てたらむらむらして来ちゃったんだ」
「それは分かっていたわ。オサムの視線が初めっから私のおっぱいに釘付けだったから。私のおっぱいなんて毎日見てるのにどうして飽きないんだろうって不思議だわ。いつまでも飽きて欲しくないけど」
「いや。ラップが巻いてあるといつもと違って珍しい光景になる」
「それでラップ巻いてた時から目を輝かしていたのか」
「でかくてブラブラしてるのもいいけど、こういうつぶれたおっぱいもなかなかいいもんだな」
「つぶれてようがぶらぶらしてようが膨らんでようが凹んでようが、とにかくオサムはおっぱいなら何でもいいんじゃない」
「馬鹿言うな、凹んだおっぱいなんて気持ち悪いこと言うな、想像しただけで吐き気がしてくる。大体出っ張っているからおっぱいなんで、凹んでいたらどうやって吸ったり咥えたりするんだ」
「そんなこといいから、おっぱいよりレイプの方をして欲しいんだけど」
「お前それは自己矛盾の言い方だぞ。厭がるのを無理矢理やるからレイプって言うんで、やってくれというんじゃそれはもうレイプとは言えないんだ」
「先生、レイプでもセックスでも好きに表現していいから、とにかくチンポをぶち込んで下さい」
「馬鹿、本当にお前は情緒の無い女だな。後でぶち込んでやるから暫くおっぱい吸わせろ」
「こんなの巻いててどうやって吸うの?」
「こうやって吸うんだ」
そう言ってオサムはラップの上から梨花の乳房に食いついて舐めたり吸ったりしている。しかしラップがあるので吸っても吸い付いて来ないでうまく吸えない。だから仕方無く口を大きく開けてぐにゃぐにゃ咬んでいる。そのうちどうもしっくり来なくて指でラップを破り始めた。汗でしっとり湿った大きな乳房が全部出てくるとオサムは会心の笑みを浮かべて頬ばった。
「んもう、それじゃ縛っておっぱい吸ってるのと同じじゃない」
オサムはもう乳房に吸い付いたら梨花が何を言っても答えない。梨花もそのうち感じてきて話は必要なくなる。オサムは乳房を吸っていれば別にセックスにまで至らなくてもいいのだが、まあ相手もあることだしセックスまでやることにしている。
「今日はこれだけでいい」
と言ってひどく怒られたことがあるのでオサムは気を使っているのだ。
「冗談じゃないわよ。人をその気にさせて置いてやる気が無いだなんて虫が良すぎる」とさんざん詰られてしまったことがあるのである。
それで透明な蓑虫みたいになった梨花のおっぱいを小一時間も吸ってから、さあセックスしようとして、かなりやっかいな状況であることに気づいた。ラップを全部解くのは面倒でそんなことをしている内にやる気が失せてしまいそうである。あそこの部分だけ指で破ってはみたが、梨花の体は全体が棒になったみたいに真っ直ぐでしかもピッタリ足を閉じているからどうやったら結合出来るのか考えあぐねてしまった。結局うつ伏せにして破れ目をかなり拡げて後ろからどうにか結合することが出来た。しかし梨花の全身はラップで覆われているから肌の接触は全く無いし、ラップはゴムと違って感触が良くない。ペタペタくっつくような感じで興奮を妨げる。それでも梨花の方は体が殆ど動かせないという状況に興奮を誘われたようで、激しくうめいている。終わった時はまるで酸欠にでもなったかのように大きく喘いでいた。ハサミで上から下まで切り裂いてほどいてやると、水をかぶったように全身濡れていた。ラップの中には風呂場に持っていって捨てなければいけないくらい水が貯まっていた。