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よだかの星に微笑みを(第一部)
【SF 官能小説】

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ひと夏の経験-1

「柔らかいんだね。」
「玉がある。本当にタマタマなんだ。」
子供のひそひそ声と、股間に触れる冷たい指の感触。
「いや、大きくなってきた。なんで?」
「習わなかった? ボッキって言うんだよ。」
かすかに目を開けて見ると、親戚の小学生である。今年、五年生か六年生になる双子で、新体操のジュニアの選手に二人とも選ばれている美少女だ。
俺は裸で寝ているらしい。思い出した。改造人間たちに会った後、帰ってすぐ寝てしまったから全裸なのだ。いま何時だろう。
それにしても、ポリアンナでない女の子に、それも二人に触られるのは初体験だ。一人は睾丸を、もう一人は竿の先を熱心に探っている。興奮したらしく、二人は無言になった。こちらも気持ちよくなってきた。
「きゃっ!」
射精してしまった。
「これ、おしっこじゃないよね?」
「へんなにおい。」
「ティッシュある? 拭いておこう。」
「これ、精子じゃない? 妊娠しないかな。」
「その手であそこ触らなければ大丈夫だと思う。」
「手、洗いに行こう。」
二人は逃げるように部屋を出ていった。
親戚の子に射精させられるとは思いもしなかった。ポリアンナに別れてから、俺はオナニーしかしていないのだ。とにかく、寝たふりをしていて良かったと思った。


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