【夜に咲く花】-6
「あっ、あっ!……やっ……、あっ……」
何度も突き上げる俺の腰の動きに合わせ、自らブラジャーを持ち上げて晒け出した、愛花の可愛らしい胸がフルフルと揺れている。
「動けよ、愛花」
腰を掴み、音がするほど激しく下から突き上げてやっているのに、愛花は俺の腹の上に手を付いて切なげな喘ぎ声を上げるばかりで、自分からは動こうとせず、俺の動きに身をまかせている。
騎乗位で、それはないだろう?
俺は愛花のブラジャーを取ってやると、奥底を本能のままに突き上げながら、四つんばいになっている愛花の膝を立たせた。
「あっ、お兄ちゃん……?……あっ、嫌っ?!こんなのっ……」
両方の膝を立たせると、愛花は俺のと繋がったまま、腰を落としてしゃがみこみ、まるでトイレにでも屈んでいるようなポーズになった。その恰好だけで、その恰好を俺が下から見上げているというだけで、かなり恥ずかしそうだ。
そのまま激しく突き上げてやると、自分の膝で俺の動きを調整できない分、愛花は子宮の奥まで突き上げられるしかない刺激に、顔を歪ませた。
「やっ、あっ!……やぁっ……こんなのっ!……あんっ!……」
俺の上で飛び跳ねるように突き上げられては、為す術もなくそのまま引力に従い子宮の奥底まで貫かれるという動きに、愛花はかなりクるようだ。俺のモノが激しく出入りする度、何度も熱く荒くうわずった声を上げる。
倒れ込もうとしても俺が愛花の両手を掴んで支えているので、それも無理だ。大きく手を広げさえ、更に激しく腰を振ると、下から丸見えの挿入部分からは、俺のモノが出入りする度に、じゅぶじゅぶと音を立てて、いやらしい汁が溢れ出す。
「もう駄目!あっ……もう、駄目、お兄ちゃんっ!ああっ……」
いやいやと髪を振り乱しながら突き上げられる愛花が、泣き声を上げた。膝を立てて腰を下ろしてしゃがみ込んだ姿のままで、何度も上下運動をするというのは、流石に辛そうだとは思う。
思うが、俺は、すっげぇ気持ちいい。
「あっ、嫌っ?!」
片方の愛花の手を離し、その手を取って、大きく広げた股の間に持って行ってやると、愛花は何をされるのか悟ったのだろう。力一杯抵抗しやがった。
けど、愛花の力じゃ無理だ。
俺に握りしめられた、細く小さな指先が、自分の熱くいやらしく火照ったクリトリスに触れた。
「嫌ぁ!」
俺の上で膝を立ててしゃがんでいる愛花のクリトリスは、剥き出しになって俺の目の前にある。そこを、愛花の白い指が自ら触れる。俺は振り払おうとする愛花の手を離さず、そのままわざと乱暴に、ぐちゅっぐちゅっと音がするように捏ね回してやった。
「やめて!やめてよっ、ああっ……!」
突き上げられる振動に体を跳ね回らせながら、愛花が苦しげに喘ぎ声を上げる。
「自分でやるの、気持ちよさそうだな、愛花」
「やっ!お兄ちゃん、ああっ……んっ、あっ!あっ!!」
何度も顔を歪ませる愛花の顔を見ながら、大きく広げさせた股の間で、卑猥に赤くしこったクリトリスを、更に激しく愛花の指全体を使って擦り続けてやると、愛花の体が一瞬大きく反り返った。
泣きそうに歪んだ顔のまま、愛花の全てが、一瞬止まったように感じた。
その途端、付け根まで挿し込んだ俺のモノが、愛花の内側に、ぎゅうっと締め付けられて、危うく俺もイきそうになる。
「もぅ……やっ……やだっ、もう、……やぁ……」
俺のモノを締め付けるヒクヒクと蠕動する肉壁の動きに、かなりの気持ち良さを感じながらも、なおも執拗に愛花自身の指でクリトリスを擦り続けていると、愛花の顔がくしゃくしゃと歪んで、泣きだした。