秘めた極楽-7
7.
通りに出ると、タクシーを止めた。
梨花の部屋に着くまで、梨花はずっと紀夫の手を握ったまま、離さない。
部屋に入ると、胸にすがりつく梨花を引き寄せて、唇を合わせる。
「せんせい、今日、あたし安全日ですから・・・」
ズボンの中でウルウルと疼いていた男根が、一気に突き上げた。
「いいのかい?」
「せんせい、好きです」
躊躇っている段階ではない。「据え膳食わぬは男の恥じ」・・・テント張りの突起を、浴衣の合わせ目に押し込んだ。
梨花に手を引かれるまま、ベッドルームに入った。
浴衣の帯に手をかけると
「自分でやりますから」といって、梨花は自分で帯を解いた。
紀夫も慌ててベルトを外した。
勃起をした肉棒がパンツに引っかかって、ズボンを脱ぐのに手間取った。
先にベッドに入った梨花を追って、紀夫もベッドに上がった。
妻が居ないからといって、風俗に行って抜いてくるなどと言うことのできない紀夫には、まさに青天の霹靂。棚から牡丹餅。猫に鰹節。
怒張をして首を振る肉棒を握ると、梨花の股を押し分けて楚々と恥毛に隠れた玉門に亀頭を当てた。
「せんせっ〜あたしが好きですか?」
「もちろんだよ、前から大好きだったんだ」
「それなら、もっと早く言ってくれれば良かったのに・・・」
「うん、そうだね」
鈴口から溢れる粘液を亀頭に塗し、肉棒に塗りこみ、腰を送り込んだ。
腰を使う暇も有らばこそ、梨花の若々しい膣口に包皮が扱かれ、雁首の疼きが一気に高まると、溜まりにたまった精液がどっと鈴口から噴出した。
「梨花ちゃん」
「せんせっ」
「梨花ちゃん、可愛いい!!!」
「せんせい、すきっ」