秘めた極楽-14
14.
「ねえ、あたし、秋茄子が食べたい」
「早速その気になってきたか？」
「博史さん、大丈夫？ 昨日の今日よ？」
博史は無言のまま、由貴を仰向けにした。
右側の乳首を吸いながら、左手で股間を探る。
博史の寝た後でシャワーを浴びたのか、愛液の粘りはすっかり消えて、恥毛がサヤサヤと指先に心地いい。
クリトリスを弄りながら、唇を左側に移した。
「うっ」
由貴が腰をくねらせた。
指先がねっとりと愛液に濡れた。
博史は身体を下にずらした。
ぱっくりと開いた割れ目に、クリトリスがプックリと頭を持ち上げ、愛液にテラテラと灯りを反射させて、秘唇がピラピラと揺れている。秘唇に指を伸ばして、開いた。
「うっ」
博史の舌がクリトリスを舐め、唇に吸い込んだ。
舌は、クリトリスの裏を舐め上げ、嘗め下げ、膣口の周りを回って、穴に入った。
由貴の手が、博史の腕を掴んで引いた。
半身を起こした博史は、枕を引き寄せ由貴の尻の下に押し込んだ。
唾を肉棒にまぶして、鈴口を膣口に合わせた。
「固い〜カタイ〜〜〜」
恥骨と恥骨が合わさると、博史は腰を引いて肉棒を抜き差しする。
雁首の鰓が、膣壁の粘膜をこすげる。
肉棒の筋が、膣口の縁をムチュムチュと擦る。
「ひろしっ〜ひろしっ〜ひろしぃぃぃぃ〜〜〜」
由貴の迎え腰が、激しくなった。
フンフン〜ふんふん〜フンフン〜フンフン〜ふんふん〜フンフン〜
博史は、由貴の腰に合わせて肉棒を抜き刺しする。
降りてきた子宮に、亀頭の先がクリクリと当たる。
子宮に湧き上がる悦びが、下腹部から臍に伝わり、じゅわーっと胸から首筋に広がった。
「いくうううぅっ〜ひ・ろ・しっ〜だいすきよっ」
由貴のヨガリと子宮と交わる亀頭の快感が頂点に達して、堪らず博史は、男根を子宮に押し込みながら、愛液を放った。
子宮に博史の熱い愛液を浴びて、七色の雲に覆われたこの世の悦楽が、由貴を覆った。腰を突き上げ、2本の足を硬直させて、由貴は衝天した。
放出の終わった男根は固さを残したまま、由貴の膣粘膜に包まれて、オルスムスの余韻に浸っている。
「可愛い由貴・・・」
荒い息づきの乳房に胸を合わせ、博史は由貴を優しく、優しく抱きしめた。