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[有害図書]
【鬼畜 官能小説】

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[有害図書・後編]-6




「う…ゔッ……な、殴られてもいいの!?は…鼻血流して歯も折られちゃうのよッ?な、尚人さんはホントに強いんだからねッ!」


男の手がセーラー服の襟を摘み、膝を撫で始めた……いつ肌に触れられてもおかしくない状況にまでなった愛は狼狽えを隠せなくなり、またも最終手段である尚人の名前を出して威圧した。
男達の表情に変化は見られず、ハアハアと静かに響く呼吸の音は弱まりもしない。


『……時速60キロの意味って解るよね?少なくても私達は二時間は車を走らせたんだ……』


『単純計算でも拉致した場所から120キロは離れてるんだ。どうやったら此処まで尚人君が来れるんだい?』

「ッ…………!!!!」


ただの一言も、愛は言い返せなかった……。

この悪夢が現実であるならば、願望は願望のままで終えるしかない。
自力では立ち上がる事すら出来なくされた愛を叩きのめすように、絶望は言葉となって鼓膜から侵入して脳天を内部から殴りつけた……。


「な、何よッ!尚人さんなら絶対に…ッ!?」


背後から愛を抱いている男が、スカーフ通しからスカーフを引き抜きファスナーを下げた……純真にも彼氏を信じる彼女を嘲笑うように……。


「や…やめてッ!?私は本気で…ッ…あぁぁッ!?」


今度はストッキングの股間の部分が破られた……薄暗い空間に馴染むストッキングに開いた丸い穴はまるでスポットライトに照らされたようであり、汗だくになった白い肌と純白のパンティが浮き上がるように映えてしまっている……。


『凄くモッコリしたオマンコだねえ?ムフフッ……今にオジサンのチンポが欲しくなって、パンティを濡らしちゃうんだろうなあ〜?』

「は…はあッ!?さっきから訳わかんないコトばっか言ってんじゃないわッ!!早く私を……やあぁぁッ!!」


フロントファスナーのセーラー服は左右に開かされた……だが、かろうじて紺色のインナーが男達の視線を妨げてくれている……しかし、やはりかろうじて≠ナしかなかった……。



『こんなダサい下着なんて、可愛い愛ちゃんには似合いませんよ?』

「わ…わあぁぁあッ!?やだあぁぁッ!!」

『あ〜あ、簡単に破けちゃった。こりゃあ安物ですねえ』


薄い肌着は文字通りに引き剥がされた。
男の手に掛かれば紙切れも同然であり、簡単に裂け目を作られた布地は面白いように毟れていく。
あっという間に胸元は曝され、平らにしか見えない胸板に貼りつく純白のブラジャーは視界の中に躍り出た。


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