ミスから始まる地獄-10
男達は一回ずつ、莉子の肉壷を堪能すると満足したのか、すぐに解放してくれた。男達はゴムを付けていたため、莉子は中を汚されることもなかった。もっとも、一晩かけて汚された後では今更ではあるのだが。
足腰にうまく力が入らず悪戦苦闘しながらも、何とかショーツを履き直す。すると、莉子の愛液によってショーツが股間に張り付く。
相変わらずトイレットペーパーがないため、拭くことが出来ず、そのまま履いたことが原因で、薄手のショーツはしっかりと透けてしまった。その奥にある、莉子の陰毛がはっきりと見えるのだ。
「おいおい、ちゃんとパンツぐらい履こうぜ。」
こんな濡れた状態でショーツをしっかりと履けば、秘部の形が見えてしまいそうだ。莉子は陰毛が見えてしまうことは諦めたが、股間とショーツの間に少し余裕をもたせることで、それを避けていたのだ。
しかし、性欲にたぎる男達が見逃したりするはずもなかった。
「な、何言ってるんですか?しっかり履いてます。
そもそも下着をどう身につけようが、そんなの私の自由じゃないですか。」
莉子は一気に捲したてる。そうでないと、男達のギラついた視線に、怖気付いてしまいそうになる自分がいたからだ。
しかし、男達は莉子のそんな小さな反抗など意にも介さず、一人が莉子を羽交い締めにして、身動きを取れなくする。
「ちょっ、や、やだ!やめてください!」
莉子は体を揺すり拘束を解こうとするも、男の力には敵うはずもなく、逃れることは許されない。
そうこうしている内に、別の男が莉子のショーツを掴むと、グイッと上に引き上げた。
「ひぁ!?」
股間に与えられた突然の刺激に、莉子の肢体がビクンと跳ねる。
濡れそぼったクレバスに押し付けられる形となったショーツは案の定、盛大に透けると共に、莉子の秘部にぴったり貼り着き、その形を見る者にはっきりと見せつける。
更に男は人差し指で、莉子のクレバスをなぞるようにして前後に撫でる。
「ふぁ、や、やめ、んくぅ!」
その刺激に、思わず嬌声をあげてしまう。
愛液によって滑りが良くなると、ようやく男はその指を莉子のクレバスから離す。
ショーツは男の指によってクレバスへと押さえつけられ、莉子の秘部にピッタリと張り付いて離れなくなっていた。
莉子は羞恥のあまり顔が熱くなるのが分かった。しかし、逆らうことも抵抗することも許されない自分には何も出来ず、せめて紅く火照った顔だげでも見られないように、俯向くことしか出来なかった。
オフィスに戻ると丁度お昼休憩のチャイムが鳴った。
結局、午前中も男達に犯されていたため、莉子はほとんど自分の作業が出来ていない。午後のことを思うと、莉子は暗鬱たる気分に陥る。
そんな莉子の腕が急に後ろへと引かれる。思わずたたらを踏むが、倒れることは何とか堪える。何事かと思い後ろを振り向けば、派遣社員の男の一人が莉子の腕を掴んでいた。
「あ、あの……な、何でしょう?」
腕を掴んでいる男の後ろには、派遣社員の男たち全員がギラついた目で、莉子の全身を舐め回すようにして見つめている。
派遣社員の男たちは莉子と同様に、システム会社の社員からハラスメントを受けている。だからこそ、莉子の中には何となく仲間意識めいたものがあったのだ。
しかし、莉子をみる彼らの目からは、そんな温かいものは感じられない。
「う、腕、離してもらえませんか?」
身の危険を覚える。しかし、莉子に逃げ場などない。
「いや、申し訳ないんですけど、お昼休みは俺たちに付き合って貰っていいですかね?」
男は嫌らしくニヤつきながら、莉子の頭からつま先までを見る。シースルーのブラウスの上から透けて見える乳房と乳首、短いスカートから覗く透け透けのショーツ、その下に見える陰毛とはっきりと分かる秘部の形。男は舌舐めずりをする。
「い、イヤです!お昼ぐらい休ませて!」
「うるせえ!ただでさえ短い昼休みだぞ!いちいち抵抗してんじゃねぇよ!」
莉子は引きずられるようにして、昨晩と同様に会議室へと連れ込まれる。
「や、やだ!ウソ、ウソですよね!?やめて、やめてください!お、おねが、ひっ!い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
会議室の中からガタンという音が聞こえてきたかと思うと、布を割く音が聞こえてくると同時に、莉子の悲鳴がオフィスに響く。
そんな中、トイレで莉子を犯していた男達は状況が飲み込めず、リーダーに視線を向ける。
その視線に気付いたリーダーは説明を始める。
「いやな、あいつらも我慢の限界だったらしくてな。お前らさっきまたヤッてただろ。その声を聞いたあいつらから頼み込まれたんだよ。
だからまぁ、休み時間は貸してやるってことになったんだ。」
「え、いいんですか?休み時間に貸してたら、俺たちはいつ楽しめばいいんだって話になりません?」
先ほどまで散々犯していたのに、休み時間も楽しむつもりでいたらしい。リーダーは思わずため息をつく。
「もうあの女に作業は振るつもりはないから、業務時間は俺たちが時間決めて楽しめばいいだろう。
それにこれであいつらのモチベーションが上がるなら、いいことじゃないか。
それに休み時間の状況は、カメラで撮影中だ。あの女が訴えるようなことになれば、派遣社員の連中をスケープゴートにも使えるだろ?」
説明を受けた男達は、ようやくリーダーの話を受け入れることが出来た。なるほどー、と頷きあっている。
そんな彼らを尻目に、リーダーは会議室へと視線を向ける。
今こうして会話をしている間も、会議室からは絶え間なく莉子の喘ぎ声や悲鳴が聞こえていたし、今もなおオフィスの中に響いている。
リーダーは莉子の肢体や肉壷を思い出すと、股間のものを大きくしてしまうのだった。