Requiem〜後編〜-19
――――パァンッッ、パァンッッ、パァンッッ、パァンッッ・・・・・
「アッアッアッアッ・・・セッツァーッッ・・・そんな、激しいっ!!」
「答えてくれセリス。お前の金髪も、桃色の唇も、白い肌も、乳房も、尻も・・・そして感情も何もかも、私だけのものにするつもりだ。
もう俺は・・・セリスなしでは堪えられなくなったようだ」
「そ、そんな・・・アッッ、ンッ・・・アウッ!!」
まるでエドガーを彷彿させる迸る情熱。
飄々とした風情の下に、大人の熱情あり。
セリスにとって
この2日間を通じて、堰を切ったかのように迸るセッツァーの思いがエドガーよりも勝っていることを認めざるを得なくなっていた。
───ブシュッ・・・ビュッ、ビュッ・・・・・・
セリスの“薔薇”から溢れる温かい蜜が、
衰え知らぬセッツァーの肉棒の動きに連動し吹き出し、2人の足元にこぼれだしていく。
そしてセリスは本能の赴くまま、セッツァーの名を呼び彼を求めた。
「もっと、もっと欲しい!!・・・セッツァーがいい!!
セッツァー、もっと突いてっ・・・アアアッ!!」
「セリスッッ!!!」
絶叫に近いセリスの哀願に背後に立つセッツァーも行動で応えていく。