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ねね〜小さなSex Friend〜
【ロリ 官能小説】

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8-1

8.
 春、翔は首尾よく第一志望の大学に合格した。
 一方、姉のりょうには元気がない。
 両親は第一志望の高校に落ちたからだと思っているようだが、ねねは『第一志望の私立はチャレンジ受験』と聞いている、実質的な第一志望で翔も通っていた公立トップ高には合格し満足しているはず、元気のない理由は他にあるのだ……ねねと翔、それに義男だけが知っている理由が。

 夏休み、ねねの体を知った翔は『お互い大事な時期だから』とりょうに交際の中断を提案し、りょうも同意した。
 そして半年後、お互いに進学先が決まったつい先日に翔は別離を切り出し、気位の高いりょうは翔の頬を張って席を立った……翔に直接聞いたのだから確かだ。
 虚勢を張っているが、落ち込んでいるのはみえみえ、自分が絡んでいなければ少し溜飲が下がったかも知れないが、さすがに少し気の毒ではある。
 もっとも、その分以前より更に少しつっけんどんになった気もするが……。
 と言っても、ねねが絡んでいる、と言うより元凶であることには気付いていないようだ、気付いていたら黙っちゃいないだろうが、まさかねねに寝取られたなどとは想像もつかないらしい。

 ここのところねねは翔の家にちょくちょく行っている。
翔の家も共働きだから大学の入学式までは昼間は翔ひとり、ねねの方はりょうが家にいるので一日中入り浸るわけには行かないが、午後からなら『友達の家へ行く』で誤魔化せるし、四時間もあれば充分楽しめる。


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