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メリッサ
【その他 官能小説】

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メリッサ-20

 「ガバガバって何ですか?」
 「とても大きくて緩いということだよ」
 「まあ、何て失礼な」
 「だから無知は恐ろしい」
 「私は日本人のオチンチンは大きいのだとばかり思っていました」
 「それは多分浮世絵の影響だな」
 「そうです。あれは誇張して描いているのですね」
 「さあ、日本人だってあそこのデカイ奴はいるんじゃないのかな」
 「貴方のは小さいのですか?」
 「外にある時は小さいけどメリッサの中に入るとガバーンと大きくなるのだよ。だからメリッサはギャアギャア大声出して感じてるだろう?」
 「どうして貴方はそういう恥ずかしいことを平気な顔して言うのですか?」
 「セックスして感じるのは恥ずかしいことじゃ無いんだ。感じない方が恥ずかしい」
 「貴方の感覚は私には分かりません」
 「折角海に来たのだから少し泳ぎませんか」
 「いいですね」
 「そんな水着で泳いだら脱げちゃうんじゃないか?」
 「そうすると貴方は喜ぶんでしょう」
 「うん、大喜びするな」
 「大丈夫。ちゃんと手で押さえておきますから」
 「それじゃ僕が手で押さえてやるよ」
 「厭らしい。少し私から離れて下さい」
 「それは無いだろう。僕は泳ぎが得意じゃないからメリッサに捕まってようと思ったんだ」
 「それじゃ変な所は触らないで下さい」
 「ブラの紐をつかんでようと思うんだ」
 「そんなことしたら解けてしまいます」
 「ブラは嫌いでしたことないというくらいだから、脱げてもいいじゃないか」
 「貴方は頭がおかしいのですか?」
 「1人前に恥ずかしがってるな、外人の癖に」
 「何ですかそれは。外人は恥ずかしがらないとでも思っているのですか?」
 「いやいや、ほんのジョークだから怒らないで下さい」
 「怒りますよ」
 「怒った顔もメリッサは美しいのですね」
 「また、その喋り方はやめなさい」
 「おっ、眼が輝いて鋭い表情ですね。実に美しい」
 「ちょっと、こっちにいらっしゃい」
 「あれえ、さっきは少し離れていろと言ったんじゃなかったっけ」
 「少しペナルティを上げます」
 「今お腹がいっぱいで何もいりません」
 「ペナルティは食べ物ではありません」
 「それなら尚更要りません」
 「キャシー、カズを捕まえて」
 「ギョッ、アマゾネスがタッグを組むのは卑怯だあ」
 「誰がアマゾネスなのですか?」
 「メリッサのことじゃないよ」
 「それでは私のことですか?」
 「いいえ、キャシーさんのことでもありません」
 「それじゃ誰のことですか?」
 「あのー、そうだ、キャシーのあの写真凄く良かったね。あの広告の写真」
 「私の質問に答えて下さい」
 「やっぱりアメリカ人女性は笑顔がいいから写真写りもいいんだな」
 「話を逸らさないで下さい」
 「メリッサも何かモデルをやったらどうだろう。こんなに美人なんだから」
 「貴方が一生懸命喋る時は何故か私は腹が立つことが多いです」
 「ちょっと、何する。公衆の面前で日本男児のメンツを潰すんじゃない」
 「メンツではなくてチンポを潰すんです」
 「やめて、恥ずかしい」
 「水着を脱がして裸にしてやろうかしら」
 「それは無いよお。だからキャシーと会うのは厭だったんだ。この前も変なことされたし」
 「キャシー。この人がどんなにふざけた人か良く分かったでしょう?」
 「日本人には珍しいタイプだと思うわ」
 「ちょっともう、チンポから手を放しなさい。みんながこっちを見て笑ってるでしょう」
 「あっ、大きくなってる」
 「握ってるから大きくなっちゃったんだ」


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