第十二話-1
「は、はあはあ…はあはあ…。」
結構な時間続いた、排泄はようやく終わったようだ。
苦痛の種は体外に放出できたようだが、そのために相当消耗したのか、
あるいは、初めて味わった凄まじい羞恥のためか、かなり彼女は呼吸を乱していた。
それが少し収まってきたと思うと、その大きく美しい瞳から、涙がこぼれて床に落ちるのが見えた。
「大きい方出すの、見られちゃった…。は…恥ずかしい…。い、イヤ、イヤっ…。」
泣きながら、声を絞って言う彼女。
その白い肌は紅潮し、何とも言えない色香を漂わせている。
それを見た僕の心の中には、さらに嗜虐心が大きく膨らんできた。
「ウンチ出すの見られたの、初めてかい?」
前に回って、僕のは聞いてみた。
すると、彼女は黙って弱弱しく、こくりと首を縦に振った。
「どう? 一番恥ずかしい姿を見られた気持ちは?」
と聞くと、俯いてさめざめと泣きながら、
「い…いやっ…そ、そんなこと、聞かないで…。」
とだけ、消え入るような声で呟くように答えた。
その様子を見て、僕の嗜虐心はますます大きくなり、もう歯止めを効かせられなくなってきた。
「上品な君なら、もう少し大人しくウンチすると思ってたけど…。
ブリブリとかブシャーとか大きな音出しながら、思い切り飛ばしちゃってたじゃない。
こんなに綺麗な顔して、本当にはしたない下品な子だね、君は。」
「そんな…わ、私…違います…。」
「しかし、君みたいな綺麗なお嬢様が、こんな汚くて臭いもの、一杯出しちゃっていいのかなあ。」
「も、もうやめて! お願いだから、もう…。」
そう言うと、もう彼女はそれ以上言葉を発することも出来ず、たださめざめと泣くばかりだった。
その姿を見ていて、少し可哀そうな気にもなった。
しかし、むくむくと湧いてきた自身の欲望は抑えられない。
羞恥心の塊になったこの美女のアナルに僕の一物が入らなくても、前の穴を使って犯してやろう、
商売は二の次にしてやろう、僕はそう考えて、心を鬼にした。