第六話-1
来るときに乗った車に再び彼女を乗せ、僕はいろいろと今日の感想を聞くことにした。
「いかがでした? 当店のプレイは。」
僕の問いに、彼女は少し恥じらいつつ答えてくれた。
「ええ、今まで妄想していたことが現実になって…実際やってみたら、こんなに痛くて恥ずかしいことなんだなって。」
問いを僕は続けた。
「ちょっと厳しすぎたかな、とも思ってるんですけど。」
「うーん。確かにキツいところもあったかな。でも、サプライズがあったから興奮したってのもあるし。」
とりあえずはホッとしていると、彼女からこう言った。
「今日のプレイ、しばらくはオナニーのネタに使えそうです。
でも、もっといろいろと楽しみたいから、また虐めてもらいに来ようかな。」
「ありがとうございます。じゃ、次はもっとハードなメニューでいきますから、覚悟しておいてくださいね。」
そういうと、恥ずかしそうに、そして嬉しそうに笑みを見せて、「はい!」と言ってくれた。
初客は、早くもリピーターになっていただけたようだ。