第二話-1
「実は…前から虐められたり、辱められたりすることに興味があって…。
そんなこと想像して、いつもオナニーしてます。」
顔を少し赤らめて、彼女はストレートに告白してくれた。
「へえ…具体的にはどんな感じ?」
「裸にされて、首輪されて犬みたいに歩かされたりとか、鞭で叩かれたりとか…。
「他には?」
「裸のまま、外に出されたりとか…。」
このお嬢様は顔を紅潮させながら、こんな恥ずかしい告白を続けてくれる。
残りはプレイの楽しみに取っておこうか。
「だいたいご嗜好はわかりました。
じゃ、それに添えそうなところに、今から移動しましょうか。」
僕がこう言うと、少し目をとろんとさせて、彼女はこう言った。
「はい…よろしくお願いします。」
車で移動すること数十分、僕たち二人は郊外の、というよりは片田舎の一軒家に着いた。
この商売を始めるにあたり、借りていた言わばプレイルームの一つだ。
「へえ…こんなところあったんだ。」
そう言いながら車を降りて玄関に立つひとみ嬢。
「じゃ、ここで楽しんで行こうか。」
そう言って僕は彼女を建物の中に案内した。
古びているが、手入れはきちんとしている畳敷きの部屋。
ここが、この清楚な女性を奴隷に堕とす調教場になる。
そう思うと、ちょっと興奮してきた。
彼女の方を見ると、少し不安そうだが、同じように興奮はしているのが見て取れた。
もう待つことはない、そう思って切り出した。
「さっき言ってた妄想は、実際にしてみたことあるの?」
「い、いいえ。そんなの…。想像してるだけです。」
「そう、じゃ始めようか。まずは下着になってもらおうかな。」
「は。はい。」
これから始まる未知の世界を想像しつつなのか、なんとも淫靡な雰囲気を早くも漂わせて頷く。
そして、服を脱ぎ、現れたのは、いまから始まることにおあつらえ向きの、
そしてその美貌に色香を加える、華やかで派手な赤色の下着だった。
「随分とセクシーな下着だね。勝負してきたね。」
「は、はい。ご主人様に可愛がっていただけるように…。」
もうこの淑女は、淫乱なメスブタになりたがっているようだ。
「じゃ、それも全部脱いでもらおうかな。」
「はい…。」
従順に全てを脱ぎ去ったあとの、彼女の身体を、僕はそれこそ嘗め回すように見た。
「い、いや。恥ずかしい。」
そう言って胸を隠すところを、
「だめだろ、今からどうやって調教するか考えてるんだから。
もっと見えるようにしろよ。」
そう言って両手首を掴んで頭の上に上げさせた。
「あ、ああ…。」
見られてるだけで、彼女は軽く声を上げだす。
「おっぱいも、なかなか綺麗じゃない。」
「へえ、お尻はこんなに大きかったんだ。」
チェックされていくたびに、また声を上げていく。
「あ…ああ…ああ」
こんな調子で始めたら、この子大丈夫かなとも思いつつ、
僕はひとみ嬢の調教を始めることにした。