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少女の覚醒
【調教 官能小説】

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損失-3

優里が意識を戻すと、最初と同じように目の前には3人の男がいた。

デジャビュのような感覚に陥った優里は、焦って自分の下半身に目をやった。

しかし、身につけていた下着はなく、同時に妙な痛みが下半身を走った。

『残念ながら夢ではない。現実だ。』

Aは感情のない口調で優里に伝えた。



優里は未だかつて抱いたことのない、怒りや悲しみの混ざり合った感情が沸き起こっていた。

ドサッ!

そんな優里に向けて、Aは封筒を投げ渡した。

『中を確認しろ。』

抵抗することの恐ろしさを理解している優里は、言う通りにするしかなかった。

しかし次の瞬間、優里はその中身に呆然とすることになる。



Aが渡した封筒の中には、おそらく優里が人生で目にしたことのないような現金が入っていた。

『それは俺がお前に与える報酬だ。お前に与えた損失や羞恥を俺が具現化しただけだ。』

優里はどう応えて良いか分からず、ただ呆然とするしかなかった。

『それをどうするかはお前の好きにすれば良い。いらなければ自分で処分しろ。それと、今日の出来事を訴えたければそれもお前の自由だ。俺達は何も止めはしない。』

優里はAの言葉を聞いているうちに、自分の異変に気が付いていた。



自分でも抑えることの出来なかったあの感情が、言葉通り消えていくのが分かった。

『これが現実だ。』

悟るように放たれたAの一言が、優里の心の葛藤にとどめを刺した。

『このあと1人来る。見ていくか?』

優里は、一刻も早くこの場から逃げ出したかったはずの自分が嘘のように感じていた。



しばらくするとベルが鳴り、部屋の扉が開かれた。

まさに優里と同年代の女子高生の女の子がゆっくりと部屋に入ってきた。

『彼女もお前と同い歳だ。今日で3回目だがな。』

優里は目の前で彼女も自分と同じような行為をされるのかと思うと、目を背けたくもなった。

しかし、自分の時とは違う空気が部屋中に流れていることに優里はすぐに気が付いた。



男によって殺風景な部屋にシーツが敷かれると、Aの撮影はすぐに始まった。

優里は目の前で繰り広げられるその光景に唖然とするしかなかった。

再びAは冷静沈着な姿勢で撮影を続け、部屋中にはその女子高生の喘ぎ声が響き渡った。


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