【バレンタインチョコレート☆妹味】-6
「もう、もう嫌ぁ!お兄ちゃん」
人差し指と親指で、摘むようにして弄り回す俺の腕を、身を起こした愛花が払い退けようと手を伸ばすが、押さえつける俺の力の前で、そんなこと出来る訳がない。
そのまま俺のをきっちりと喰わえ込んだ穴に向かって、襞を撫で上げてやる。びらびらとした襞の深い溝を、掻くようにして乱暴に弄ってやると、とうとう愛花は、嗚咽を漏らし始めやがった。
可愛い。
「泣くなよ、愛花」
愛花の耳たぶを噛むようにして、そっと囁く。
「興奮するだろ」
「ああぁ……」
俺は両手で崩れ落ちようとする腰を抱えて丁度いい位置に持ち上げると、そのまま強く突き上げてやる。
「いっ、いあっ!……ああっ、あああっ!!」
愛花は声にならない声を上げて、尻を高く突き出して俺のを喰わえ込んでいて、俺に突き上げられる愛花の動きに、テーブルもガタガタと激しく揺れていて、テーブルの上に置いてある皿の上で、どこかの誰かにやる為のケーキも一緒に、ガクガクと揺れていた。
「もう、もう駄目っ!お兄ちゃん!ああっ……、駄目になっちゃう!」
誰かの為のチョコのことなんか、もう眼中にねぇだろう愛花が、悲鳴を上げる。
俺も、俺のも、もうイきそうだ。
一瞬、顔にかけてぇと思ったが、つか、飲ましてぇとか思ったが、顔は後ろだ。
くそっ!
ひっくり返してる暇、ねぇか……、もう、間に合わねぇっ!
俺の腰の動きが更に激しさを増す。愛花の体は、それに合わせて引きずられるように揺れていて、テーブルの上で小さな拳を握る愛花が苦しげで、もう声も出ずにいて、俺も、俺も、もう辛抱たまらんく興奮して、……もう、駄目だ!
「あっ、駄目!」
俺が、いきなり愛花の中から俺のモノを引き抜いたら、愛花は悲鳴を上げた。
――駄目?
それは、抜いたら駄目ってことか、愛花?
そう思った瞬間、ぐちょぐちょに濡れた俺の先っぽから、愛花の背中の上に、ドロリとした白いモノが、飛び出した。
「うっ……くっ……」
ケツが、きゅううっと締まる程、最後の一滴まで愛花の上に吐き出してやる。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
ついに、ヤっちまった。
一瞬、素に戻った俺が頭の片隅にいたが、まぁ、ヤっちまったもんは仕方がない。
気持ち良かったってことで、良しとしようか?
納得をすると、俺は愛花から離れ、キッチンワゴンの上からティッシュを2、3枚取り上げた。愛花の背中の上に飛び散っている俺のモノを、綺麗に拭い取ってやる。
新たにティッシュを取り上げると、テーブルの上に突っ伏したまま荒い息を吐いている愛花の股の間も、拭いてやる。
「ぁ……」
愛花の体が、ピクッと跳ねた。
ティッシュは、あっという間に、ぐじゅぐじゅになった。拭ったティッシュに、少しだけ薄い血が滲んでいる。
処女か。
「愛花……」
俺は愛花の腕を取ると、その身を引き起こしてやった。
愛花は一瞬膝がガクリとなったが、何とか立ち上がった。