罪深い母子-1
【罪深い母子】
彩花の言った言葉の意味が潤にはわからなかった。
「オレからはダメって、どういうこと?」
その潤の問いに、真っ赤になった彩花が耳元で囁き、それに続く行動で答えた。
「悪い母さんを赦してね…」
彩花は両手で潤の両頬を包んだまま、潤の目から視線を逸らさないようにしながら、その場に腰を下ろした。
「潤はいい子だから、こんな罪を負ったらいけないの。これは全部あたしの罪」
彩花の手が潤の頬から離れ、ソファに座る潤の熱いモノを握った。
ズリュッ…
「うっ…」
禁断の要素を含んだその一擦りは、潤の身体に衝撃を走らせた。
「こんなに立派になって」
彩花は亀頭の先に軽く口づけをすると、先走り液で汚れることを厭わずに嬉しそうに頬擦りをした。
「母さん…」
「ああ、熱い…」
棹に触れる部分が頬から唇に、そして数回のキスの上下を繰り返すうちに舌へと変わっていった。
「うふふ、美味し」
彩花は潤の目を好色な目で見つめながら、棹の根本から亀頭の先まで舐めあげると、そのまま亀頭をぱくりと咥え込んだ。
じゅぶ…
「ううっ…」
じゅばっ、じゅばっ、んぐっ、んぐっ…
肉棒に唾液が絡む様に顔を上下に動かしながら、彩花は次の準備をし始めていた。豊満な胸を下から支えるように手のひらで持ち上げ、指先で自身の乳首を摘まんだ。
「うふふ、見ててね」
肉棒を口から出し、潤の目を熱く見ながら、指先に摘まんだ乳首を引っ張るようにして、豊満な胸でその肉棒を包み込んだ。
「うふふ、真希ちゃんもこんなことするの?」
「す、するけど、真希ちゃんの胸だとこんなにすっぽりと包めないよ」
成長過程の真希や、お椀型の真奈美には到底真似ができない。初めて体験するこの卑猥な光景に潤は興奮した。
潤の答えに満足した彩花は、柔らかな胸の間から顔を出す亀頭の上に、口内に溜まった唾液をトロリと垂らした。その唾液を肉棒に馴染ませるように彩花は胸を上下させて塗り広げた。そして、その動きは徐々に大きくなっていき、かつては母乳を与えたその胸で、今度は息子に快楽を与えた。
「はぁ、はぁ、はぁ」
熱い塊が唾液と先走り液でヌルヌルした柔らかな胸を行き来した。
ニュルッ、ニュルッ、ニュルッ…
自身の胸のトンネルから何度も顔を現す亀頭の生々しさに、彩花自身も興奮を覚えた。
「はぁはぁ、か、母さん、気持ちいいよ…、うっ、ううっ」
「はぁ、はぁ、あたしも…」
潤に快感を与える一方で、指先で摘まむ乳首から自身でも快感を生み出していた。普段は邪魔だと思うことが多いが、このときばかりは自分の胸の大きさを彩花は喜んでいた。
「はあ、はあ、んぐっ、んぐっ、はあ、はあ」
思い出したように亀頭を口に含んで、鈴口の先から滲み出た男の味を味わった。
たぷたぷと胸で太ももを叩く音が響く。百戦錬磨の潤だったが、彩花の視覚的で聴覚的な卑猥さを兼ねたその刺激は格別だった。