罪深い母子-2
「くっ…、か、母さん、イきそう!」
潤に一気に射精感が湧いてきた。そのまま胸で棹を擦り続けられれば、あと数回、亀頭をパクりとされれば、あと1回で彩花の当初の義務は果たせるはずだった。しかし…
「ああん、まだダメよ」
彩花はその義務を放棄して、淫らな胸と口の奉仕を中断した。
「ふうっ…」「はぁ…」
血の繋がった母子は同時に息を吐いた。
名残惜しさと射精を堪えられた安堵の入り交じった表情を潤が浮かべた。
「ふぅ…、母さん、途中で…」
射精感が落ち着いた潤が、言いかけた言葉を彩花は制した。
「待って。潤が次に言い出す義務はわかってるよ。でも、そんな罪深いことをあなたに言わすわけにはいかないの」
潤に主導権を取られっぱなしだった彩花が、パイずりを切っ掛けに主導権を奪おうとしていた。
「えっ?」
「いいから」
戸惑う潤を余所に、ソファの前のスペースに潤に股間を向くように横たわった。この家のリビングには、横並びのソファだけで対面にソファはない。潤がガラステーブルを移動させていたため、彩花の横たわるスペースは確保されていた。
床に敷かれた敷物の柔らかさを背中に感じ、一瞬、4ヶ月前の夫との行為を思い返した。しかし、ここで快感を与えてくれた夫の男根も今はない。彩花は夫の肉棒のことは頭の隅に追いやった。
「来て、あなたのために、大人の女の良さを教えてあげる。それでね。セックスがしたくなったら、真希ちゃんじゃなくて、あたしの女を使ったらいいのよ」
大人の女の良さを知れば、真希に妊娠させる危険も回避できるし、結局それが潤のためにもなる。そう思った彩花はおもむろに足を開いた。
ぱっくりと開かれた秘めたる肉扉。それに連動して開かれた2枚の肉襞は着色も延びもなく、彩花の外観からくるイメージを損なっていなかった。
中心部分の淫穴が時おりヒクヒクと蠢き愛液を垂らす様子は、童顔には合わなかったが、久しく男根を見ていない女としては仕方がないことだった。
やはり目を引くのは彩花の象徴だ。
昼間もクリトリスを弄られていた真奈美からこんなことを言われた。
『うふふ、エロいクリちゃんね。3人並んでおまんこ当てゲームしたら、彩花ちゃんに絶対勝てないよ』
『3人って誰のこと?』
彩花に聞き返された真奈美だったが、うっかり口走った中に娘の真希の名前を挙げる訳にはいかなかった。
『えっ?あっ!お、おほほ、おほはほ。あっ、これどう?ちゅばっ!ちゅばばっ!レロレロレロレロ〜ン』
『いやあああん』
慌てた真奈美の強烈なクンニによって、彩花のその質問は雲散してしまった。真奈美のそのときの言葉のとおり、興奮したピンクの豆は触れれば弾けそうなほど、この女体の卑猥さを象徴していた。
「エロい…」
母親のむき出しの股間の前で、息子がポツリとつぶやいた。さっきの【立ち開き】で見るより見やすさは雲泥の差で、潤の視線が彩花の象徴に釘づけになった。
「エッチな目ね。もっと見せてあげるね」
主導権を得た彩花はそれを継続させるために、太ももの外から手を回して内もも抱えると、胸に引き寄せるようにガバッと開いた。
「うふふ、お母さんのおまんこよ。本当は生まれるときしか使ってはいけないのよ。でも、潤のために特別に使わせてあげるね」
さっきまでと人が変わったように彩花は卑猥な笑みを浮かべて潤を誘った。
(でも心配しないで全部あたしの罪だから。あたしの方から誘えば潤を傷つけることはない。そのためには息子の前でも平気で【おまんこ】って言える…恥ずかしいけど…だって母親なんだもん…)
もう最後の一線を逃れられないと感じた彩花が、行為の後で潤が罪悪感で悩まないようにとの親心の発露…のはずだった。