彩花のお色気大作戦-8
その一方で、彩花の立場は潤の母親だった。母親として潤を躾てきた彩花は、性格上、自分が行ってきた躾を都合よく無かったことにはできなかった。
「罰を受けます…」
彩花は震える手でブラウスのボタンを外し始めた。ボタンが外し終えると、彩花は両手でそれぞれの前襟を掴み、羞恥に震えながら両手を開いた。
彩花は母親の義務を果たすため、女の胸を晒したのだ。
潤は、この上無く女を主張する彩花の豊満な胸を見て興奮した。
「おおっ、やっぱり母さんのおっぱいはエロいなあ。みんなが振り返るだけあるよ。見てるだけで、さっきよりギンギンになってきたよ」
「お願い…恥ずかしいこと言わないで…」
彩花は真っ赤になって俯いた。
「せっかくだから、オレの目を見ながら乳首弄ってみて。凄く興奮するから」
「ダメ、それは赦して!」
「いいからいいから、さっきもキッチンで乳首を触ってたじゃないか。あんなの見せといて、今さらダメだなんて言われたら、がっかりしてヌけないよ」
確かにキッチンのところで触っていた。それを潤にしっかりと見られていたのだ。
「見てたの…」
「うん、その薄いブラウスで、あれだけ乳首立ててたらわかるって」
「ああぁ…」
彩花はガックリと項垂れた。
「ほら、早くしないと萎んでしまうよ」
母親としての義務を果たすため、彩花はまた女を見せなければならなかった。
彩花は鉛のように重くなった右手で下から胸を持ち上げた。胸の先の乳首は、指先で軽く触れただけで硬くなっているがわかった。彩花はその硬いしこりを指先で回して刺激を与えた。
「あっ…」
数時間に渡り、真奈美に蹂躙された乳首は、今に至ってもまだ敏感だった。さらに卑猥な姿を続けるうちに、彩花の女体も反応しやすくなっていた。
軽く触れただけなのに女体を駆け巡る快感。彩花は切なそうな表情を浮かべて甘い吐息を洩らした。彩花はその快感を維持するように、指先に触れた乳首を摘まみクリクリと捏ね始めた。
「くぅん…あぁ…」
彩花の痴態に合わせて、潤もシコシコと擦り始めた。
「はあ、はあ、母さん、エロい顔してるよ、はあ、はあ」
「だ、黙ってヌいて…」
彩花の吐息が喘ぎへと変わり始めていた。それは潤の行為を早めるためかどうかも、彩花にはもうわからなかった。
「はぁ…はぁ…はぁん…」
真希も真奈美も快感を口に出して興奮するのを好んでいた。潤は彩花にも同等の卑猥さを求めた。
「母さん、気持ちいい?」
潤は乳首を摘まみ悶える彩花に聞いた。しかし、正直に言えるはずはなかった。彩花は首を左右に振った。
「ウソついたら、また罰を受けるよ。乳首、気持ちいい?」
釘を刺してもう一度聞いた。
「うっ…うん、気持ちいい…」
自分でも喘いでいるのはわかっている。見え透いたウソがばれて、これ以上のことを求められないように彩花は素直に認めた。
「だ、たから…潤も早く出して…お願い…はぁ、はぁ」
まだ理性のあるうちに早く終わらせたかった。