彩花の進化-6
「うふふ、あたしはコッチでもいいけど、今度は彩花ちゃんがあたしを責めてみない?」
真奈美がさらに深い世界へと彩花を誘った。男女乱れての乱交には、どちらの性にも積極的にならなくてはいけないのだ。真奈美は最後の仕掛けに、彩花には受け身だけでなく、積極的に女体にも興味を持って貰いたかった。
「えっ?」
「あたしのココが、彩花ちゃんの指と舌が欲しいって言ってるよ。ほら触って、こんなに涎を流してる」
今度は真奈美が反対に彩花の手を取って、卑猥に濡れる股間に導いた。
真奈美の割れ目に指が触れた途端、一瞬、ビクリと震えた彩花の指だったが、直ぐに指先を曲げて、割れ目の中に指をミチュ…と食い込ませた。
「あっ…」
真奈美の口から甘い吐息が漏れた。その表情は喜びに満ち溢れていた。多すぎる愛液は、皮膚と粘膜の摩擦の抵抗をなくし、卑猥な肉溝に滑る彩花の指が真奈美に快感を与えた。
「ああぁ…」
彩花は、真奈美にクンニされたとき、真奈美の興奮を肌で感じていた。
(さっきの真奈美ちゃん、あたしのを舐めながらオナニーしてた…)
その倒錯の世界が、女として男のモノを愛撫する以上の興奮を、真奈美に与えていることを身をもって体感していた。そして、今度は真奈美と代わり、彩花がその倒錯した興奮を味わう番だった。彩花は真奈美の割れ目の中を弄りながら、空いた手で真奈美の乳首にも刺激を与えた。
「はうぅ…」
真奈美が女体を捩って反応した。
「ま、真奈美ちゃん…濡れ過ぎよ…」
上擦ったアニメ声が彩花の興奮を現していた。
「はあぁ…、いつも彩花ちゃんを悦ばせてるエッチな指が、あたしのおまんこを悦ばせてるよ…」
「ホントお?」
新しい友人が、自分の指で悦んでくれている。彩花は今までに感じたことのないゾクゾクした高揚感を覚えた。
「うん」
真奈美はとろんとした目で頷くと、彩花に軽くキスをした。
「うふふ、真奈美ちゃんのエッチな顔も可愛いよ。じゃあ、今度は舌で悦ばせてあげる。可愛い真奈美ちゃんのココを舐めさせて」
こうして、真奈美の期待どおりに、彩花は淫らな進化を果たしたのだ。