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「悪魔の少年」
【ショタ 官能小説】

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㉗最後のターゲット-1

㉗最後のターゲット




母が訪ねてきた。傷害罪で有罪になったが執行猶予がつけられ出てこれたようだ。
男が同伴していた。「今度結婚する山下さんよ。健一にだけは紹介しようと思ってね。」
「で,僕たちの関係は話したのかい?」「勿論よ。たった一人の息子だからね。」
健一が次の言葉を吐こうとした瞬間、少し離れた場所へ引っ張っていかれた。
「変なことは言わないでよ。あの人ほんとにナイーブな人なの。わかってね。」
「母さん。いや香織。お前は俺の女だ。自分だけ幸せになるなんて絶対に許さない。二人の性交ビデオは山ほどあるよ。」
「お願い健一。お母さんにとってもこれは最後のチャンスなの。」
「分かったよ。それじゃ毎月5万円の養育費を麻紀子に払うんだ。それが条件だ。」香織はしぶしぶ首を縦に振った。
「山下さん。母をよろしくお願いします。別れても育ててもらったことは忘れません。」


翌日、健一は美緒先生の新婚家庭を訪問した。さすがの翔太も諦めたようで結婚してからは会っていないようだ。
あの写真をネタに強請り上げ7人目の女にすべく調教を始めた。
夫が仕事をしている時間を狙って毎日訪問した。二日目には全裸で抱き合い歓喜の涙を流した。
この時の彼女のタイマスターでの激しい腰のローリングを盗撮しさらに追い込む。
(ああもう駄目。もう一度責められたら私、あの子の性奴に落とされてしまうわ。)
5日目腹をくくって待っていたが健一は来なかった。


多摩川警部に連絡が入った。「近くのため池に死体が浮いている。」
大急ぎで死体を引き上げたが腹に包丁が刺さったままの他殺体であった。
その顔は紛れもなく田所健一少年であった。








             <終わり>


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