幸せと、明日-3
「隆之が優しいから」
「それは、アキラちゃんが優しいからだよ」
優しく笑う隆之に、あたしはそっとキスをする。
照れくさそうに笑う隆之は、あたしを抱き締めたまま云った。
「今、思い付いたんだけど」
「うん」
「店名は俺の名前とアキラちゃんの名前を合わせて、『ケーキのタカアキ』はどう?」
「却下っ!」
大好きよ、隆之。
ネーミングセンスはなくてもね。
「それは、息子の名前にとっとこうね」
変換前の名前 | 変換後の名前 |
---|