やさしい父からやらしい父へ-1
【やさしい父からやらしい父へ】
「真希、聞きなさい!」
「いや、いや、いやあああ」
それを聞けば、父親の立場を思い出した高志の中断の言葉を受け入れなくてはならない。そう思い込んだ真希は、それを拒絶するように、涙を流しながら激しく頭を左右に振った。
「大丈夫だ。続けてあげるから落ちつきなさい。ほら、これでわかるだろ」
高志は真希の乳首を摘まんで捻り、軽く腰を突き上げた。
「ああん。ほ、本当に、あたしとおまんこしてくれるの?」
歓喜の色を浮かべた真希が聞いた。
「ああ、してあげる。でも、そのペースだとお父さんは直ぐに出てしまうぞ。真希は短くてもいいのか?」
「いやいや」
プルプルと頭を左右に振った。
「だろ、だからお父さんの言うとおりにしなさい」
高志は摘まんだ乳首を離すと、手を伸ばして真希の頭をよしよしと撫でた。
真希が昔から知っている優しいお父さんの目だった。
「うん」
真希は子供の頃のように、こっくりと頷いた。
「じゃあ、体位を変えようか。お父さんも真希をじっくり味わいたいからな」
「うん」
高志が身体を起こし、真希を抱き抱えながら、結合したまま身体を回転させようとすると、真希はそれの動きをアシストした。
(慣れてるな、結構経験詰んでそうだぞ)
複雑な思いを浮かべた高志だったが、娘とできることのメリットに気づき、直ぐに考えを切り替えた。
(焼き餅を焼く必要はないか。こちらは同じ家に住んでるんだ。これからは真希の相手よりも、たっぷりとさせて貰うからよしとするか)
2人の身体が入れ替わり、正常位になった。
高志の目を見つめ続けていた真希だったが、向かい合う顔が近づいてくると、そっと目を閉じた。
唇が重なると、それに反応した真希の唇が開かれ、舌を出して高志の舌を導いた。真希の甘い唾液が高志を痺れさせた。
積極的な真希の様子に対して、高志が溜まった唾液を舌伝いに真希に垂らすと、真希は嬉しそうにペチャペチャと舌を絡ませてから、ゴクリと飲み込んだ。
それを合図に高志は下半身の動きを再開した。ディープキスをしながら、ゆっくりと腰を動かし、張りのある胸を揉み、乳首を摘まんだ。
「んああ、あっ、あっ、あっ」
堪えきれなくなった真希は、唇を離すと、喘ぎ始めた。
「乳首が好きなんだな?」
真希の耳許で囁くと、真希は喘ぎながらコクコクと頷いた。
「あっ、それ…いい…ああぁ」
乳首を弄び、耳を甘噛みしつつ、高志は真希の反応の音を聞き見ながら、少しづつ腰の動きを大きくしていった。
「ああっ、ああっ、いいっ、いいっ、ああっ、ああっ」
さらに動きが激しくなると期待した真希だったが、予想に反して急激に動きが弱くなった。
「ああん、もっとぉ、ああん」
もう出ちゃうの?そう思った真希の表情に切なそうな色が浮かんだ。それをを見た高志が、ニヤリと笑った。高志は油断した真希の股間に、強烈な衝撃を与えた。
バンッ!バンッ!バンッ!
「いやああああん、やああああん」
乳首を摘まむと、ギュッと強く捻った。真奈美の血を引く真希は、その痛みを快感に変換した。