真奈美の仕掛け-2
「わかったけど、絶対に触らないでよ。約束だよ」
なんとか理性を保っているが、刺激を受けるとどうなるかわからない。真希は高志に釘を差した。
(練習したから大丈夫よ)
夕方の入浴で放尿したときは、初めて終わるまでバランスが取れていた。その成功体験を真希は頭の中で繰り返した。
ゆっくりと近づく娘の淫部。芳しい雌の匂いがプンプンした。そして、真希は成功した。高志の鼻先5p、舌を出せば届きそうな絶妙の寸止めで、バランスを取りながら止めることができた。
「これなら見えるでしょ。あっ、ホントに触ったらダメだからね。わかってるよね」
目を見開いた高志の荒い鼻息が、淫部に当たるのを感じて、真希はくどいほど繰り返した。
(うふふ、これを待ってたのよ)
ニヤリと笑った真奈美が動いた。高志の上で結合した腰を上げると、思い切りよく股間を落とした。
「あああんっ」
淫口に響く刺激を受けて、真奈美は歓喜の声をあげた。そしてその声が合図となった。
高志の上にドスンと落ちた真奈美の尻の勢いは、そのまま高志の身体を通してベッドを揺らした。
放尿ポーズ初心者の真希はひとたまりもなかった。
辛うじて保っていたバランスが崩れ、高志の顔の上に腰を下ろした。
愛し合う夫婦は以心伝心。それも肉体がつながったままの状態での意志疎通は容易。高志は真奈美が腰をあげたときにその準備を終えていた。と言っても真希の尻も受けるために手を添えたことと、口をあーんと開けただけだった。
ミチュッ…
高志の開いた唇に、ピンポイントで真希の割れ目の中の粘膜が押し付けられた。高志は添えた手で真希の尻を少し持ち上げると、開いた空間を利用して勢いよく愛液をねぶり始めた。
じゅるじゅるじゅるっ!ちゅばっ!ちゅばっ!ちゅばっ!
「いやああああん、やああああん」
淫口の愛液を吸われ、ビラビラをねぶられ、クリトリスを舌でくじられた真希は、強烈な快感に身を捩らせた。
「なめちゃやだあ、ああん、なめないでえええ、あああん」
尻を浮かして逃げようとした真希の腰をがっちり掴み、高志は鼻でグリグリとクリトリスを刺激しながら、肛門を舌で突っついた。
「やだやだやだ、やああん、あっ、あっ、そ、それはだめええ、あっ、あっ、あっ、ああん、ク、クリちゃんが、あっ、あっ、あっ」
ぬちゅっ、ぬちゅっ、ぢゅばっ!ぢゅばっ!レロレロレロ…
真希の割れ目の中身を激しく犯しす高志の顔は、真希の溢れる愛液でベトベトになっていた。
「ああ、あっ、あっ、やっ、ああん、あううん」
高志の激しい舌使いに、真希の拒絶の言葉の中に、反対の韻が混じり始めた。真希の変化に気をよくした高志は、手を伸ばして若い乳首を弄んだ。
「やあん、ち、乳首まで、あん、ああん、ああん」
真希はその快感に女体をのけ反らせた。
「あんっ、あんっ、真希、どう、あんっ、あんっ、お、お父さんの舌技、ああっ、ああっ」
これを仕掛けた真奈美は、スタートと同時にそのまま高志の上で腰を振り続けていた。自身も快感に身を捩りながら、真希に感想を聞いた。
「気持ちいいのおぉ、ああん、ああん」
真希の答えに真奈美はニヤリと微笑んだ。ここまでくれば、後は誰よりも先にイケばいいだけだ。
真奈美は、真希が部屋に入ってきてからの一連の流れの中で、高志のモノを淫口で咥え込みながら、自身で軽くクリトリスを弄りつづけて、いつでも絶頂を迎える準備をしていたのだ。なんの苦労もないように見えた真奈美だったが、イキたいのにイケない試練を味わっていたのだ。
「あああっ、高志さん、あたしをイカせて、ああん、もっとして、あたしのおまんこにもっとおおおおお」
真奈美は今まで以上に激しく腰を動かした。