赤紐で遊ぼう♪-2
真希の方も、それに釣られるように、徐々に距離を置きがちになり、現在にいたっていた。
しかし、元々仲の良い父子、真希の本心はもう少し話せたらと感じていた。
こんな風になったのは2年前のこと、真希の初潮が切っ掛けだった。夕飯に赤飯が出たときがあった。ピンときた高志は1人で盛り上がり、やたら「おめでとう」を繰り返したことで、恥ずかしくなった真希が、部屋に閉じ籠ったことがあったのだ。
「ばかね。こんなのは気づかない振りをするものよ。デリカシーないんだから」
「なら、そう言っといてくれよ」
男兄弟で育った高志にはアフターカーニバルだった。
こんな感じで、現在の真希と高志は微妙な関係だったのだ。
話は戻る。
「『だから』ってなによ」
「まず、あなた達の気まずさをなくさないと次に進められないのよ」
「次ってなによ」
プラトニックモードの真希の眉間の皺がさらに強くなった。
「まあまあ、それはおいおいね。ところで、真希は、お父さんとお母さんのセックス、どんなのか知ってるでしょ」
真奈美は誤魔化しながら、話を続けた。
「プチSMでしょ」
「そう、それをヤリ始めてから、セックスの回数が増えたんだけど、真希にばれることばかり気にしてるのよ。特に『赤紐は絶対に見つかるなよ』って煩いのよ」
日常的に使う赤紐は、常に真奈美の体液が付着するため、ある程度本数を揃えていたが、やはり洗濯をしなければならない。始末屋の真奈美は、使い捨てに抵抗があった。
洗濯しても干す場所に困った。外に干せないため基本部屋干しになるのだが、うっかりモノの真奈美の仕舞い忘れを高志は気にしているのだ。その高志の心配のとおり、不用意に仕舞い忘れた赤紐を、真希は何度も目にしたことがあった。その用途を理解する真希は、その都度苦笑いを浮かべた。
「赤紐…」
その言葉を聞いた瞬間、真希の内股にピクリと力が入り、眉間の険が弛まった。その真希の僅な反応を真奈美は見逃さなかった。
「そう、赤紐よ」
真奈美が意味深な目で真希に微笑むと、それに応えるように、真希は硬い雰囲気を一変させていた。
「うふふ、その赤紐ならここに食い込んでるのにね」
真希は制服のスカートの裾を捲り上げると妖しく微笑んだ。
顕になった真希の股間は下着を穿いておらず、卑猥な割れ目には、その赤紐が食い込んでいた。
「やぁん、エッチなんだからぁ。まだ食い込ませたままなのね」
それは今朝登校前に、真奈美が手伝い、真希の女体に絡み付かせた赤紐だったが、2人がそれをしたのには理由があった。
「だって、なかなか撮影するチャンスがなかったのよ。放課後、みんなが教室を出るのを潤くんと我慢して待ってたんだから。今日撮らないと、昨日のエッチなおじさま達に申し訳ないでしょ」
昨日の乱交のときのこと、途中から参加した矢野の乱交仲間達の要望で、真希は制服姿でオナニーを披露した。
「はぁ、はあ、おまんこ見えますぅ?はぁ、はぁ、スカート、もっと捲りましょうかぁ?」
はだけたブラウスから溢れる乳首を摘まみ、スカートを捲って卑猥な部位をクチュクチュと弄るオナニーが、異様な盛り上がりをみせた。
「はあ…はあ…気持ちいいよぉ…」
「ううっ、制服姿は堪らん…」
「この子、マジ、本物の中学生なんだよな」
本来のパートナーを交換し、それぞれ別の女体を弄びながら、男達は真希のオナニーに興奮した。スワッピングマニアの女達も、淫乱さ故にその異常な光景に高ぶりを見せていた。
「うふふ、そんなに制服が好きなら、教室で制服とおまんこのコラボ画像、撮ってきてあげるね」
男達の熱い視線とカメラレンズの前に興奮した真希は、そう提案を出した。