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YARIMAN GO
【OL/お姉さん 官能小説】

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ヤリマン・杏奈-3

すると杏奈は両手で頬杖をつき、大吾の事をジーっと見つめた。
「え…?ど、どうしたんですか…?」
ソワソワする大吾に杏奈は余裕の笑みを浮かべて小声で言った。
「あなた、相当な女性経験あるわよね…?」
「えっ!?」
いきなりの質問にドキッとした。
「な、何でですか…?」
「分かるの…、経験豊富なオトコの匂いって…」
そう言った杏奈の目つきにドキドキする。一気に妖艶な雰囲気を出して来たように見えた。
「ふ、普通ですよ…」
「そうかなぁ…♪」
自分は1000人だが、相手は10000人斬りだ。自分よりも大きく見える。男の嘘は全て暴いてしまいそうな雰囲気を持っていた。

そして杏奈は大吾をさらに動揺させる一言を囁いた。
「何か…したくなってきちゃったなぁ…♪」
「えっ!?」
耳を疑った大吾に顔を寄せ、さらに色っぽい声で囁く。
「あなたとしたくなっちゃった…♪」
色っぽい目で見つめられながらの言葉は、大吾に呪文のように聞こえた。まさに瞬時に洗脳されてしまったかのように思えた。
「は、はい…」
大吾は魂の抜けたかのような声でそう答えた。

「ンフッ、今から時間あるかな??」
「ぜ、全然あります…」
今日は得意先周りで特にアポはとっていないため自由は聞く。強いて言えば夕方会社で打ち合わせがあるぐらいだ。それまでに帰ればいいかな…、そう安易に答えた。

「本当??じゃあ、行きましょ?」
「はい…」
すっかり腑抜けになった大吾は、気付くと杏奈を車に乗せホテルへ向けて車を走らせていた。そこまでの記憶は殆どなかった。隣にいる伝説のヤリマンから漂う甘い香りにドキドキしながら車を運転していた。

「あ、そのホテル、お気に入りの部屋があるの。そこに行きましょうか?」
「はい…」
ほぼ御意である。こんな極上とヤレるならヤル場所はどこでもいい。大吾は伝説のヤリマン様の仰せのままに車をホテルの駐車場に停めた。


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