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みどり
【その他 官能小説】

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みどり-26

 「ふーん。まあ考えておこう、そこまで言うなら」
 「陽ちゃん少し我が儘な所あるからオムツすれば丸くなるかも知れないよ」
 「どうだかな」
 「帰ったら早速やろう」
 「その前に帰ったらセックスしよう。2日間出来なかったら溜まってる」
 「いいよ。私も溜まってる」
 「女でも溜まるのかよ」
 「うん。欲求不満が溜まってる」
 「それじゃやりまくってやる」
 「そして2人でオムツして寝ようね」
 「まあ、その時の気分でそうするかも知れない」
 「楽しみだな」
 「そんなことして俺まで夜尿症になっちゃったらどうすんだよ」
 「それが狙い目なの。そうしたらもう私以外の女と付き合うなんて出来なくなるでしょ」
 「なるほど、それは考えたもんだな」
 「オーム真理教と同じよ」
 オーム真理教は人を洗脳する手段としてオムツを利用したらしいが、夫婦なんていうのも結局はお互いに洗脳し合ってるようなものなのである。オーム真理教と違うのは相互的に行うという所が違うだけで、結局その点が善悪の分かれ目なのだろう。陽一とみどりはお互いに洗脳し合いながら夫婦としての絆を深めて行くに違いない。若いからそのやり方が多少厭らしい方法になるだけで、それも夫婦の間では少しも悪いことでは無い。セックスの嫌いな男女が夫婦になればセックレスの関係になるかも知れないが、それも2人がそれで良ければいいのだし、厭らしいことの好きな同士が夫婦になってより厭らしくなるのも、それで2人の仲が深まるのならいいことである。陽一とみどりが余りにも親密でいちゃいちゃしているから眉をひそめて見ている乗客もいるが、2人はそんなことを気にもせずに仲良くいちゃいちゃしていた。年取っても仲良しでいようね、2人で厭らしいこといっぱいしようねなどと言い合っていた。


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