みどり-25
「しょうがないなあ。私、お母さんにゴムのパンツ穿いてるの見つかっちゃったんだよ」
「ほー、何て言ってた」
「あんた達随分厭らしいことしてるんだねって」
「へー、母さん分かったのか」
「分かるよ。見ただけで厭らしいじゃないの」
「案外母さんも穿いてんじゃないのか」
「馬鹿なこと言って。でもお母さん随分派手な下着持ってるの。驚いちゃった」
「何で? 見たのか」
「うん。ハンカチ貸してって言ったらタンスの1番下に入ってるって言うから開けたら下着も入っていたの」
「ほう。母さんだってまだ若いからな」
「うん。私も負けてられないわね」
「そうさ。ゴムのパンツもいいけど、飽きたら今度はちょっと違う物にしよう」
「うん。陽ちゃんの好みも分かったし私も段々自分の好みが変わってきたから、いろいろ挑戦してみよう」
「随分前向きになったな」
「うん。陽ちゃんのお陰。お母さんが本当に陽ちゃんのこと褒めてた」
「何て?」
「私のこと見る眼が優しいって。とろけそうな目で見てるって」
「そんなことはないだろ」
「みどりにこれだけ惚れてくれるんならたとえヤクザだって文句は言わないって言ってた」
「ヤクザじゃないよ」
「うん、だから仮に。親って本当に有り難いものね」
「ああ。帰ったら早速籍入れてお母さんに報告してやれ」
「うん。お母さんも結婚式なんかいいから早く籍入れて子供作りなさいって」
「それじゃ子供が出来るようなことやらないといけないな」
「いつもやってるじゃない」
「だからもっと」
「そうね」
「子供が出来たら俺は忙しいな」
「どうして?」
「だって2人にオムツしてやらなきゃいけないからさ」
「厭だ。子供のオムツは私がするわ」
「親子でお揃いのオムツだな」
「そしたら陽ゃんもオムツしなさい」
「3人でオムツかよ」
「そうよ。そして3人でオムツの中にお漏らししよう」
「酷い家族だな」
「しょうがないわ。陽ちゃんは私の夫なんだからそういう運命なのよ」
「まあ、1回くらい俺もそういう経験しても良いな」
「1回と言わずにずっとそうしなさい。子供と3人でお揃いのオムツして寝よう」
「あのな、そんなことしてるとオムツ無しには寝られなくなるんだぞ」
「そう?」
「そうさ。オーム真理教の信者がそうだったんだ。教団に入ると山梨の何処かの施設にまず入れられちゃうんだ。それで其処にはトイレが無くて男の入会者には女の信者がオムツをしてくれるんだよ。女がやってくれるから面白そうだってんで別に抵抗しないでやって貰うんだよな。ところがトイレが無いし外にも出られないようになってるんで結局仕方無しにオムツの中にしちゃうんだ。すると朝になると又女がやって来てオムツを取り替えてくれるんだよ。それでそういう生活を続けてるとオムツが無いと不安で生活出来なくなるらしい。元信者っていうのが雑誌でそんなこと喋ってた。教団逃げ出して来たんだけどオムツしてないと不安でいられないから自分で買って来て自分でしてたって言ってた」
「何で信者にオムツなんかするの?」
「排泄を人に管理されると自主性がなくなって何言われても、はいそうですかって信じるようになるらしいんだな」
「へー、そうなの? それで私陽ちゃんの言いなりになってしまったのね」
「そうさ。初めからそれが狙い目で昼間もオムツしろって言ったんだ」
「本当?」
「まあ、それは冗談。単に面白いからオムツさせただけだよ」
「でも、オムツしてると人のいいなりになるっていうのは何だか分かるような気がする。そんなことまでして貰うとそういうことをやってくれる人には抵抗出来ないような気になるのよ」
「そうだろ」
「うん。だから陽ちゃんにも私がして上げる」
「それで俺のこと支配しようっていうんだな」
「うん」
「そしたらオムツの中にうんこ垂れてやるぞ」
「いいよ。私が綺麗にして上げるから」