みどり-14
「俺も嬉しい。毎日お前と一緒に寝たい」
「これ穿いて寝るの?」
「うん。その内にゴムのタイツとか他の服も買ってやる。ゴムのタイツ穿けばパッドなんか入れなくても漏れないだろ」
「えー?」
「えーじゃない」
「だってそんなの穿いたら陽ちゃんが気持ち悪く無い? 肌触りが悪いと思うけど」
「俺はゴムの感触が好きなんだ。ゴムのタイツ穿いたお前に脚をからめて寝るんだ」
「パジャマは着ないの?」
「俺はおねしょなんかしないから素っ裸で寝る。お前はゴムのタイツだけ穿いて上は裸で寝るんだ」
「そんなんで寝られるかな」
「毎日それにすれば慣れるさ」
「それでいつ引っ越ししたらいいの?」
「荷物沢山あるのか?」
「少ししか無い」
「それなら明日レンタカー借りてやっちゃおう」
「何だか新生活が始まるみたい」
「そうさ、新生活だ。そのゴムのパンツ穿いてみろ」
「何だか変な感じ。ガードルともちょっと違うし」
「それはそういう実用的な下着じゃないんだ。こっちへ来い。風呂場でそのままおしっこしてみろ」
「これ穿いたまま?」
「ああ。これから外でもやるんだから練習しておけ」
「出るかな」
「出るまでずっと待っててやる」
「あ、出そう」
「腹に力入れて押し出すんだ」
「あっ、出た」
「そのまま全部押し出せ」
「パンツの中におしっこが溜まって変な感じ」
「暖かくて気持ちいいだろ」
「うん。漏れて来た」
「そしたら体を洗って良く乾かしてから又そのパンツを穿け。それで後でコンビニに買い物に行くから、その時におしっこ出るように沢山水を飲むんだ」
「外でお漏らしするの?」
「そうだ」
「でも漏れて来るよ、これ」
「素足にサンダルなら濡れてもいいだろ」
「人に見られて変に思われないかな」
「もう暗いから大丈夫だ。ほら、水でもジュースでも何でもいいから水分を沢山摂っておけ」
「もう飲めないよ」
「まだ500シーシーくらいしか飲んでないじゃないか。1リットルくらい飲まないと駄目だ」
「でももうお腹がいっぱい」
「それじゃ30分くらいしたら又飲めるだけ飲め」
「そんなに飲むの?」
「ああ、出来ればあと1リットルくらい飲むんだ。そうすれば沢山出るだろ」
「うん」
「さっき風呂場でおしっこした時感じただろ」
「うん。本当言うと感じた。あそこが濡れちゃった」
「そうだろ。おしっこするって何かセックスと繋がってんだな。特に服を着たまますると性的に感じるんだ」
「コンビニに何買いに行くの?」
「食べ物と箸とか茶碗とか歯ブラシとか、お前の分を買っておかないといけないだろ」
「あそうか。何か楽しいな」
「だからほら、俺のことも楽しませてくれ。もっと飲め」
「お腹の中で水の音がする」
「おしっこしたくなったら出かけよう。それに出かける前に又飲めるだけ飲むんだ。そうすれば歩きながらでも出るだろう」
「おしっこだったらさっきからしたくなってる」
「そうか。我慢出来ない程か?」
「どうかな。まだもう少しは我慢出来そう」
「そうか。それじゃ又1杯飲んでから出かけるか。スリルあるぞ。歩きながらおしっこする女なんて滅多にいないんだからな」