みどり-10
「陽ちゃんって変わってるね。私陽ちゃんと知り合って良かった」
「何で?」
「だって全然夜尿症厭がらないから」
「女のおしっこなんて厭がる男はいないぞ」
「そんなこと無いよ」
「いーや。女のおしっこは可愛い」
「でも臭いんだよ」
「臭くてもいい」
「でも陽ちゃんに嫌われたくないから」
「女のおしっこは可愛いって言ってるだろ。お前のおしっこならもっと可愛いんだ」
「そうだといいんだけど」
「何なら浣腸もしとくかな。そうすれば寝うんこも垂れるだろう」
「厭だ、それは許して」
「それじゃ浣腸は起きてる時にしてやるか」
「お願いだからそうして」
「な? 今にお前の方から浣腸してくれって言うようになるって言っただろ」
「ん?」
「考えないでいい。もう寝よう」
「うん」
「ジャージなんか着ないでいい。裸で寝るんだ」
「このまま?」
「ああ、寒くないだろ」
「でもオムツが陽ちゃんに当たって気持ち悪くない?」
「いや、こーいうの好きだ。俺は変態だから」
「良かった。陽ちゃんが変態で」
「脚を絡めて俺に抱きつくんだ」
「オムツのビニールが気持ち悪くないの?」
「だからそれが好きなんだよ、俺は。オムツ付けた股を俺のチンポに押し付けるんだ」
「こう?」
「ああ、いいな」
「気持ちいいの?」
「うん。だけど動かすな。動かすと皮膚が引っ連れて痛い」
「ああ、ご免」
「そんないちいちビクビクしないでいいんだ。お前ちょっと暗いぞ。夜尿症なんて気にすること無いんだぜ。明るくなれ」
「うん。陽ちゃんと付き合ってると明るくなれそう。人生に何にも悩みが無くなっちゃったみたいな気がするから」
「大袈裟だな。夜尿症なんて全然悩むこと無いんだ。毎日オムツ取り替えてやるから遠慮しないで毎日漏らせ」
「有り難う」
「今日も元気におねしょをしたか?」
「うん。しちゃった」
「良し。それじゃ待ってろ」
「臭いよ」
「分かってる。毎日するんなら俺も臭いのに慣れとかないといけないだろ」
「うん。有り難う」
「うひゃー、臭い。鼻が曲がりそう」
「ご免ね」
「この強烈な匂いは癖になりそうだな」
「癖になるって?」
「見ろ。あんまり臭いから俺のチンポが立った」
「あ、本当だ」
「口に入れろ。俺もお前の臭い所舐めてやる」
「えーっ、汚いよ。駄目だよ」
「俺のチンポは汚くない」
「私のあそこが汚いの。あっ」
「陽ちゃん有り難う」
「感じただろ。お前震えてたぞ」
「うん。汚いのに気にしないで舐めてくれたから。陽ちゃんが口付けた瞬間から電気が走ったみたいに感じちゃった」
「好きなら汚いなんてことは無いんだ」
「陽ちゃんって本当におねしょ気にしないんだね」
「ああ。だからお前も気にする必要は無いんだ」
「うん。私自分の人生が変わっちゃったみたいな気がする。もう陽ちゃんから離れられない」
「そうだろ。そしたら俺が浣腸したいって言ったらやらせるんだぞ。お漏らししろって言ったら漏らすんだ」
「うん。陽ちゃんの言うことなら何でも聞く」
「だけど又シーツ洗わないといけないな」
「私が洗う」
「お前昼間もオムツしろ」
「どうして? それでお漏らしするの?」
「うんまあ、そういうこともある。下手なパンティよりオムツの方が厭らしいんじゃないかと思ってな」
「でも蒸れないかな」
「だからオムツとノーパンと交代にすればいいんだ。今日はオムツ、明日はノーパンっていう感じだ」
「うん」