夫の目の前で-1
私の妻が他の男に服を剥ぎ取られている。
四つん這いのままペニスをいちど引き抜き、ショーツとスカートを脱ぐ。
ペニスさえ挿入されていなければいつでも逃げられるのにそうしない。
それどころか、Zに促されるまま脚を片方ずつ上げて脱衣に協力する。
身体を起こして今度はシャツとブラジャー。
身につけるものがすべてなくなった。
38歳の人妻の身体のラインが男二人の前に顕になる。
むっちりと熟れた乳房、尻、太もも……。
きゅっと締まったウェストは、しかしよく見るとほんのりだらしなさを帯びてきている。
紅潮した肌はじっとりと汗ばみ、ゆき独特のほんのり甘い体臭が漂う。
乱れた髪の毛がおでこやうなじに張り付いている。
黒々と茂った陰毛が濡れて光る。
全裸になったゆきは、自分からまた四つん這いの姿勢に戻り、Zの挿入を待つ。
なぜそんなことをするのか。入れてほしいのか。
「もうちょっと高くお尻上げて」
Zの言葉に素直に従い、尻を高く突き出す。
すべてが他の男とセックスするための動作。
それをよどみなくこなしている妻。
いったいどんな気持ちなのだろう。
「パパは脱いでくれないの?」
突然、私の気持ちを見透かしたように、いたずらっぽく聞いてくるゆき。
四つん這いの全裸で二人の男に挟まれるという異常な状況にも関わらず、意外にもリラックスした妻の表情に少しほっとする。
「俺はいいよ。たぶん小さくなっちゃう」
格好つけても仕方ないので本音で話す。
今パンツの中ではちきれんばかりの私のペニスだが、裸になってこれをキープできる気がしない。
もし脱いだら……ゆきは3Pをしてくれるのだろうか。
前後同時に犯される妻の姿が脳裏に浮かびさらに股間を硬くする。
ゆきは私の率直すぎる言葉に薄く笑い、着衣のままの私にキスしてくれた。
夫とキスしながらも尻は他の男に差し出している。
「ふふふ、そう言うと思った……ん……っ!……んふぅ……っ!……んぁは……ん……っ!」
妻の色っぽい吐息が私の顔にかかる。眉根に皺を寄せて目をぎゅっと閉じる。
今ゆきとZの下半身の間で何が行われたのか、妻の反応だけではっきりわかってしまうのが辛い。
少し恥ずかしい声が出てしまったのを気にしてか、ちらと私の顔色を伺うゆきと目があった。
「入ってきた?」
こくんと頷くゆき。
「何が?」
「……Zくん……ん……んん!」
「……の、なに?」
「……Zくんの……ぁん……おちんちん」
「気持ちいい?」
首を縦にふるゆき。
「んん……ん……うん……ぁん!……いい……ぁあん……ぁああ!」
私と会話してるからか、必死に喘ぎ声をこらえてくれている。
いじらしい。たまらなく愛おしい。
「ゆき……すごく可愛いよ。もっと気持ちよくなるところ見せて」
ゆきと目を合わせ、抱きしめてキスをする。
キスしながら甘い吐息を何度も漏らす妻。
美人が悩ましい表情をするとさらに美しくなる。
夫に抱かれながら、身体の中に侵入してきた他人棒に感じてしまっている妻の姿にゾクゾクする。
Zのピストンが激しくなる。
「ああああ……あ……ああだめ……ああ、ああ、あぁあああ!!!」
こうなるともうキスや会話どころではない。
有無を言わさず妻を奪われる感覚。辛さと興奮。
都合の良い解釈かもしれないが、ゆきもそんな状況に気持ちが高ぶっているような気がする。
今日は明らかにいつもより敏感になっているし、高みに達する回数も多い。
Zに後ろから激しく犯され、髪を振り乱して喘ぐ妻。
「ぁああ……だめええ見ないで見ないでぇええ……あぁああごめんねいきそうまたいっちゃう……ぁあああ!」
私に見られながらZに犯され、夫に謝罪と懇願を繰り返すことで自ら興奮を高めている。
「ぁああ……そこだめぇぇえええあああ……そこやめてああああまたいっちゃうごめんなさいぃぃいいい……!!!」
もう何度目かの頂へ達するその直前、Zが腰の動きを止めた。
「ああ……ぁ……ぁあ……ぁああ……はぁ……はぁ……はぁ……」
四つん這いで後ろを振り返り、明らかに物足りなさそうなゆき。
私がいなければ「どうして?」とZを責め、尻を自分で動かしていたかもしれない。
「ゆきさん、Oさんにたっぷり見てもらおう?」
Zがゆきを抱え起こし背面座位になると、目の前にゆきとZの結合部が顕になった。
私の大切な妻の膣内に、間違いなく他の男のペニスが突き刺さっている。
「いやぁあああ…………」
慌てて脚を閉じようとするがZに太ももを抱えられてしまった。
他の男のペニスを挿し込まれているところを夫に凝視されるという、酷い辱めを受ける妻。
ゆきの陰毛に白くネバネバした液体が絡みついている。
Zの太いペニスをずっぽり差し込まれ、恥ずかしげもなく押し広げられた妻の陰部。
「ねぇだめぇ……ちょっと……ねぇ……」
身体をよじって抵抗するが、Zが下から少し突き上げただけで悲鳴をあげる。
「今日はゆきさん、いつもみたいに自分から腰は振らないんですね」
「……」
Zの言葉責めに唇を噛み締めてうつむいてしまうゆき。