解明はベッドの上で-1
ユウ太が、酔っ払って帰ってきた。見かけメチャクチャいかつくて、酒豪に見えるユウ太だけど、勤め先の祝賀会で間違えて飲んでしまった軽いお酒に、ぶっ倒されてしまったらしい。
「すみません、私たちがそばについていながら、こんな事になってしまって……」と、ユウ太の上司夫妻がかついで家に届けてくれて、恐縮しながらも とにかくユウ太をベッドに運びあげた。
ベッドの上でユウ太の服を脱がせると、汗びっしょり。身体をふいたり 冷却シートをオデコに貼りつけたりして、ようやく落ちついてきたのか、ユウ太がそっと目を開いた。
「だいじょうぶ? 気持ち悪くない?」私が聞くと、ユウ太は言った。
「お姉ちゃん、だあれ?」
……一瞬、戸惑ったけど お酒のせいだなと思って私は答えた。
「お姉ちゃんはね、スズカって言うの。」
「お姉ちゃん、何年生?」
どうやらユウ太はお酒のせいで、私が学生レベルに見えるらしい。私はユウ太に合わせて、
「お姉ちゃんはね、中学二年生よ。キミは?」と言った。
「ぼくはユウ太。小学六年生です。」
(おいおい、私とユウ太は同級生でしょうが……)と思ったけど、なんとなくユウ太の口調がその頃の彼と同じに感じてきて、私は「中二のお姉ちゃん」で通すことにした。
「お姉ちゃんは、どうしてここにいるの?」
「ユウ太くんの具合が悪いから、ユウ太くんのママに見ていてって頼まれたの。」
そんな話をしているうちに、ユウ太は言った。
「お姉ちゃん、おっぱい大きいね。」
びっくりした。私、小さな頃からユウ太と一緒だったけど、ユウ太からエッチな話題をふられたことがなかったから。
……そんな付き合いでユウ太と結婚までしたけれど、ユウ太は私の身体にエッチな接触をしてきたことがない。
お酒の影響で小六の心になってしまったユウ太は、私の身体にエッチなものを感じてるんだ……
私はユウ太の手をとって、自分のおっぱいに押し当てた。ユウ太の瞳がたちまち大きく開いた。
「柔らかいでしょ?」ユウ太はうなずいた。
「もっと、ギュッとつかんでごらんなさい。」
ユウ太の手にチカラが入った。彼のいかつさとはうらはらに、私のおっぱいに伸ばされたユウ太の手は、柔らかさを確かめる程度に指先を動かしていた。
私は手を、ユウ太の下着に伸ばした。
「ふふふっ、ユウ太くんココが固くなってる。」
ユウ太の下着の奥で、おチンチンがピンととがっていたんだ。