序章 全ての始まり…-2
亜結美と駐車場に向かう道中…将人は愛娘が歩く度にプルンプルンと揺れ動いている美味そうな2つの果実に釘付けになっていた。
白い柔肌の愛娘のsexyBODYに早くも将人は夢中になっていた。
必死に話題を亡くなった妻の事や学校生活の事、趣味や特技に話題をぶつけるが…将人の全神経は既に違う方向に向かっていた。
駐車場に着くとミニバンの車に亡き妻の弟の和泉龍道が迎えに来ていた。
「義兄さん、ご無沙汰です」軽く会釈した龍道は愛想笑いを浮かべて、将人の荷物を車に入れていく。
ほのかに海の匂いがする。
「久しぶりやなぁ。最近、やってるか?」
将人は龍道に趣味の釣り談義に花を咲かせる。暫くは2人揃って、釣りの話で盛り上がっていた。
車は高速を快走して郊外から市内…そして…再び郊外に出る。そして…車は、リゾートシテイ南城と言われる新興住宅地の地下大駐車場へと入って行った。
日本のドバイと異名を持つリゾートシテイ南城…車は厳禁という未来型の新興住宅地。人々は徒歩とリゾートライナーと呼ばれるミニ電車で行動している。物理関係は全て地下にて管理されており、各エリアに通じており、有名な映画のモデル都市としても有名だった。
将人は見た事もない町並みに驚愕して、未来型都市として日々拡張している町並みを堪能していた。
しかしながら…素敵な町並みの景色までも、今の将人には頭に入らない。
なぜならば将人の隣には、黒のニーソックスに包まれている亜結美の2つのムチムチの太腿が目の前にあるからだ。
亜結美はラジオから流れる有名なグループの歌を歌っている。
将人は龍道に気付かれないように、生唾を飲みながら、可愛い愛娘のムチムチの太腿を見つめていた。
「アカンあかん。相手は自分の娘や。娘に欲情するなんて父親失格や」
将人は必死に理性を保とうとしているが、目の前の予想以上の美少女のsexyなBODYと妖艶な仕草…エロティックなBODYに既に虜になっていた。
『ホンマに…ええオナゴやなあ。亡くなった妻にホンマにソックリや』
将人は、愛娘の美しい姿を目に焼き付けて…コレから待つ新生活に胸を躍動していた。
車は大駐車場をしばらく快走すると、やがてZ-01Aと書かれたエリアに車を止める。
「義兄さん…つきました。」
車を降りて動く歩道に乗りエレベーターに乗って地上に出る。
気がつくと、あたりは既に真っ暗になっていた。無人ミニバスに乗って、Z-01A2と書かれた、エリアで降車する。
周りは、高級住宅街。先に龍道が邸宅に入り、亜結美が続き…そして…将人も続く。
久しぶりに父と再会した後、亡き妻の亡骸に会う。なんとも言えない空気が周囲を包んでいた。
結局、通夜、葬儀は会館で行った為に府内のホテルで過ごした将人は別々に住んでいる亜結美の事を考えていた。
そして…全ての儀式が何事もなく終わった後、将人はある決断を下していた…
意を決して、ホテルから父のいる邸宅に戻った将人は家族会議に出席していた。
「亜結美は学校か…」
将人は亡き妻の父や母もいる、家族会議で亡き妻の遺産相続は辞退。その変わりに亜結美の養育権は自分が持つと宣言した。
更には都内某所の画廊を南城に移転して、故郷に錦を飾ると発言した。
その発言に誰一人、口を出す者はいなかった。
将人は愛娘との失われた5年を取り戻す決意を固めていた。
そして…将人の隠されていた性癖を目覚めさせる衝撃的な展開が今…まさに起きようとしていた。