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誓いのペンダント
【兄妹相姦 官能小説】

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誓いのペンダント-9

ちょっと、言いすぎたかもしれない。唯はそう思った。
 浩之は感情的な男だが、その分切り替えるのも早い。どうせ、浩之ならすぐに忘れてしまうだろう。気にする必要はない。それよりも、昨日の浩之のうろたえぶりを思い出して、少し溜飲[りゅういん]が下がる。
 今日、家に来ないかと言われた。それが、どういう意味を指すのかはわかる。少し早いような気はするが、迷いはしなかった。今の唯には白木しかいないのだ。
 白木の家は豪邸だった。この周りには豪邸しかないが、白木の家は飛び抜けていた。中も豪華でおしゃれ、別世界のようだった。
 白木の部屋も大きい。そして、きれいだった。浩之の部屋のように汚い部屋ではない。へたをすると、唯の部屋よりきれいだった。エロ本の類もない。本棚には難しい本が並べられている。インテリの雰囲気が漂っていた。
「はい、唯ちゃん」
 ジュ−スを手渡せられた。
 緊張する。唯は男の部屋になど来たことはない。浩之は兄などで別だ。これから、何をするのかわかっているだけに緊張した。
 白木を見る。落ち着いている。白木から見れば、自分はまだ子供なのだろう。そう思うと、恥ずかしくなった。
 白木は黙って唯を見ている。唯はなにをしていいかわからなかった。話そうと思っても言葉が出ない。気まずくなって、ジュ−スを飲む。
 しばらく、沈黙が続いた。その内、自分がそんなに緊張してないことがわかった。なんで緊張していたのかわからない。いつの間にか、話していた。気持ちいい、爽快な気分になっている。
 少しおかしいのではないか。自分を見失って来ているのではないか。そう思わないでもない。それも、時間が経つにつれ気にしなくなっていった。
 白木がまたジュ−スを持ってくる。飲んだ。話した。笑いころげた。
 こんなに爽快な気分は初めてだ。唯は今まで不安に苦しめられていた。頭の中には悪い考えでいっぱいで、落ち着いたことなどなかった。ところが今はどうだ。そんな不安は吹っ飛んでいる。
 白木の存在が、唯の不安を打ち消したのだ。そうだ、自分は今までこういう人を待っていたのではないか。唯は最初、それを浩之に求めた。だが、浩之はそれを拒んだ。その時は恨んだが、今はいい。白木がいるから。白木は、浩之以上の安心を唯に与えてくれる。
「白木先輩・・・」
 白木になら、何をされてもいい。全てを捧げる。
「唯ちゃん・・・」
 唇を重ねる。舌が入ってきた。大人のキス。唯は驚いたが、拒みはしない。白木の舌が唯の舌に絡みついてきた。体がとろけそうになる。なんで、キスだけでこんな気持ちになるのだろうか。白木が愛しい。白木の唾液が流れ込んでくる。それも、飲み干した。
「ああ・・・せんぱぁい」
 白木が口を離した。ツ−っと糸を引く。唯はまだキスしたりない気分だった。
 白木がシャツのボタンを外していく。唯は体を強ばらせた。ボタンが全部外される。白木は唯のキャミソ−ルを上げて、ブラジャ−をあらわにした。
「かわいいのをしてるんだね」
 今日は、こうなるのはわかっていたので、お気に入りのをしてきた。派手目の大人っぽいやつを着けていこうかと思ったが、こっちのほうが喜ぶと思ったのだ。
 プチッと音がして、ブラが外れた。恥ずかしい。顔が熱くなる。
「やぁ・・・」
 熱い視線を感じる。そんなに見ないでほしかった。自分の心臓の音が聞こえる。トクトク早く鳴っていた。
「以外に大きいんだね。着痩せするタイプだったんだ」
 白木が自分の乳房を見ている。そう思うと、乳首がキュッとなる。
「もう乳首が固くなってるよ。どうしたの?」
「センパイのいじわる・・・」
「そうかな?」
「ひゃあ!」
 白木が乳首をつまんだ。乳首に電流が走る。
「だ、だめです。それ、つまんじゃ・・・」
「なに? どうしたの?」
「ああ、だから・・・ああっ、そんなに・・・ひゃあ!」
「はっきり言わないとわかんないよ?」
「ちくびが、ちくびがぁ・・・」
「乳首がいいの?」
「ああぁ・・・コリコリしちゃ・・・だ・・・め・・・ああっ」
「乳首でこんなになるなんて、すごいねえ」
 乳首がようやく解放された。乳首をさわられるのが、こんなに気持ち良いものだとは思わなかった。それは、唯が今まで体験したことのない感覚だった。
「唯ちゃんて、敏感なんだねえ」
「あ、ああ・・・ひゃあ・・・ダメです・・・」
 白木がまた、乳首にふれた。今度は、ただふれるだけ。そして、軽いタッチでくすぐる。その微妙なもどかしい感じに、唯の感覚がますます敏感になっていく。


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