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学園乱遊記
【学園物 官能小説】

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黒澤 ミカ-1

「あ、あ、ああんっ!」

「うくっ!締まる…!」




先程まで部活があり、それが終わって教室に戻ると行為中の男女がいた。
それも一組じゃない。男女3人ずつでのいわゆる乱交状態だ。

私が教室の扉を開けて入ってきてもおかまいなし。
そのまま気にもせず皆は行為を続けていた。



「あ、ミカ…んっ!部活終わったの?」

「うん。忘れ物取りに来ただけ。もうすぐ下校時刻だから切り上げなよ」

「うんっ…!あと一回だけ…あぁんっ!」




クラスメイトのアカリと新堂が私の席の側で交わっている。
机を並べてベッド代わりにして正常位で。

アカリも新堂も気持ち良さそうに顔を歪め、バカみたいに喘いでいた。
新堂がアカリの腰に手を当てながら自分の腰を激振る。
アカリの胸がとても揺れているのだけども新堂は行為で揺れる胸を見るのが大好きなのだ。

そしてアカリも激しいセックスが好きなので新堂の荒っぽい行為が好きだとか。

興味もないのにそんな話しを何度か聞かされた。




「部活後のミカは汗のおかげか色っぽいなぁ。また今度セックスしようぜ!」

「はいはい、気が向いたらね」




新堂はアカリとの行為の最中だというのに私にも手管を回そうとする。
今日はもう時間もないし、部活で疲れてるから相手するつもりないけど。

アカリはアカリで今の会話に特に興味もなく、新堂の腰の動きに合わせる事に集中して快楽を貪っていた。


…薄々気がついているかもしれないが、この教室でセックスをしている人達にほとんど恋愛感情はない。
良くて身体の相性が良いし嫌いではないから付き合う程度のカップルくらいだし、この乱交状態だとカップル関係なく絡み合ってるのをよく見かける。


単純に、私達のクラスではセックスが流行っているだけなのだ。
誰かが初体験したとか、自分も興味あるとか、経験だけはしておきたいとか。

そんな話しをしている間に一部のグループでこんな乱交状態が日常茶飯事に。


気がつけばそれが当たり前のようになってしまって放課後はいつもこんな調子。
この学校は教師の人数が少なめで、部活の顧問で忙しい人ばかりなため校内の巡回するのは決まって放課後。


…というより、教師にも黙認されている気がする。
あまりにも自然と乱交が繰り返され、エッチな事は大嫌いと一部の頑なな生徒以外はこのクラスでほとんど経験を済ませてしまっている。

私も…こうやって冷めた態度をとってはいるが思春期らしい興味本意に負けて何度か混じってしまってるし。


この件を学校側で問題にしてしまうとクラス一つが丸々潰れてしまう可能性がある。
先生の方から何かを言われたワケでもないので予想でしかないのだけども、そんな理由で見逃されているのではないかと思っていた。


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