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学園乱遊記
【学園物 官能小説】

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黒澤 ミカ-4

今の私はジャージの下に下着しか着ていない。
普段なら変態的な格好だなと思うけど、すぐ脱ぐ状況だったし。

ただ、残念なのはせっかく新堂を沢山からかってやろうと思ったのに上下とも白色なシンプルな下着をしてるって事かな。

私は部活もあって女子部員に混じって着替えもするからそんなに気合い入った下着も着れなかったし。




「どうする?脱がせたい?」

「くそっ!オレが変に緊張してるからってからかいやがって!」

「あんっ」



ブラの紐を持ち上げて誘惑してみたら新堂がベッドに押し倒してきた。
手慣れた手つきでブラを外すと新堂は胸に顔を埋めてくる。




「アカリほど胸大きくなくてゴメンね」

「別に…。というか形も良くて綺麗だよミカは」





新堂は乳首に舌を這わせて舐めたり吸ったりしてきた。
気持ち良いという感じより、くすぐったい。

それに…いつもは乱交だからか新堂一人に意識する事が新鮮でなんだかこそばゆい感情みたいなのも出てくる。




「ねぇ新堂…唇にもキスしてよ」

「あ、あぁ…」




お互い何度めか分からないというのに変に初々しい。
いつも猿みたにガツガツくる新堂のキスも妙に優しく滑らかで。

お互いの舌を絡ませあい、お互いの唾液を感じあうキス。
頭がぼーっとしてきて幸福感のような物まで感じてきた。



「んっ、んうっ、んっ…!」




どれくらいの時間キスしていたのだろう。
長い時間キスしていたような、意外と短い時間だったような。

新堂はいつもと違う余裕のなさそうな表情で見つめてくるし、なんだかドキッとしてしまう。




「ほら、新堂も脱いで」

「わ、分かってるよ」




いつもは馬鹿みたいに襲ってくる新堂だというのに今日は私にリードされっぱなし。
何だか楽しくなってきたので、お互い裸になると私は新堂の背中に抱きついた。




「お、おい!?」

「うわ、いつもよりガッチガチ…というか今にも射精しそうじゃん。入れる前に一発イっとく?」

「うぁっ!?」




新堂の背中に胸を押し付けながら、後ろから新堂のモノを両手で触る。
上下にしごいたり、先っぽを右手の手のひらでぐりぐりと押し付けたり。




「うあっ。うくっ…!」

「あはっ。新堂可愛い」

「男子に向かって可愛いとか言うなよ…!」




新堂は顔を真っ赤にして喘ぎ声をできるだけ抑えようとしながらも漏らしてる。
そういった反応が可愛いんだけど。

新堂の先っぽからは先走りも出てきてぬちゃぬちゃしてきた。

男子にフェラしてくれとか手コキしてくれとか言われても全然ヤル気なかったけど、こうやって主導権取りながらやるのは凄く楽しい。




「ダメだっ…!!!デるっ!!!」

「うわわ…」




新堂は勢いよく射精した。
いつもはゴム有りでしてるし、その勢いにビックリしちゃった。

というか突然だったから思いっきり飛び散ってベッドに精液がこぼれ落ちる。
わー…高原怒るかなぁ。




「…………」

「…新堂?」




新堂は射精した後妙に静かで無言だった。
全然動かず、調子に乗りすぎたかなーと心配したらいきなり立ち上がった。

いきなり立ち上がってティッシュを取りに行って自分のモノを拭き取ったりして…。


そして、私と無言で向き合う。
な、何だか怖いんデスけど。



「え、えーっと…新堂…サン?」

「今度はオレのターンだからな!」

「きゃー!」



新堂のプライドを傷つけしまったのか、それがきっかけかいつもの新堂に戻った。

まぁ…いつもみたいに猿みたいに女の身体を求めてきやがったってハナシですよ。


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